冷え・むくみとりに人気のコーン茶ってどうなのか…

前回夏になると食べたくなるトウモロコシ…冷え性としては食べて大丈夫なのかを調べて書いてみましたが、そうなるとついでに一時期“体に優しいお茶”として人気を集めたコーン茶も気になったりします。保存が効くこととカロリーがほとんど無いことを考えると、「お茶」として飲んでも似たような感じであれば嬉しいですよね。

トウモロコシおさらい

日本では野菜として扱われていますが、世界的に見ると“主食(穀物)”という利用も多く…カロリーとか糖質量とか栄養成分とかを見た限り、特にスタイルが気になる場合なんかは主食的な使い方をした方が無難な感じなのではないかなと、個人的にはそんな認識です。

体を温める働きがあるというわけではないのですが、トウモロコシはカリウムを多く含んでいる夏野菜でありながら『平性』に分類される体を冷やす心配が少ない食材ではあります。代謝に関わる栄養素も含んでいることから、夏バテ・むくみ・疲労感の改善なども期待できるというメリットがあります。

鉄分含有量が多いので貧血緩和・代謝サポートという点では冷え性改善にも役立たなくはない(劇的な温め効果はないものの栄養バランスなどの関係で改善は見込める)という感じ。


詳しくは前回の記事⇒

コーン茶について

トウモロコシのお茶としてはヒゲ部分を使ったもの実の部分を使ったものの大きく2つがあります。ヒゲを使った茶はコーンシルクもしくは“トウモロコシのひげ”茶という表記で売られていることが多いので、コーン茶(実部分)を買おうとしたのに間違えた!という事は少ないかと思いますが、ヒゲ茶の場合は飲みやすさや価格面の問題から実を混ぜたものも多いようです。

今回はトウモロコシの実の部分を使ったお茶(=コーン茶)について紹介させて頂くのであまり関係無いですが、ヒゲ茶を買うときには原料と配合を考えた方が良いかもしれません。味もメーカーによってかなり差があるようです。

コーン茶は韓国ブームの関係で注目を集めたと言っても過言ではない存在で、韓国では日本の「麦茶」のような感覚で飲まれている非常にポピュラーなお茶なのだとか。カフェインや刺激物質が含まれていないため、妊娠時やお子さん用としても利用できる穏やかで優しいお茶の1つです。妊娠中の栄養補給、便秘・むくみ対策としても人気なのだとか。

コーン茶は冷えにも役立つ?

ムクミ解消茶と言うと「トウモロコシのヒゲ」茶の方が脚光を浴びていました。たしかに漢方薬・ハーブとして利用されることもあるコーンシルク(南蛮毛)と比べれば劣るでしょうが、実の部分を使ったコーン茶にも水分バランスを整えるのに役立つカリウムが含まれていますからむくみ緩和に効果が期待できます。

カリウムだけはなく、コーン茶は血流サポートに役立つビタミンEカロテノイド系色素(キサントフィル)ナイアシンなどが含まれていため血流サポート効果も期待されています。またトウモロコシ自体には鉄分が含まれているためお茶からも微量を摂取できるという説もありますし、コーン茶はタンニンをほとんど含んでいないため食事中に飲んでも鉄分吸収を妨げる心配がありません。

一杯二杯の飲用で摂取できる量は微量ですが、麦茶感覚・お水代わりとしてデイリーに利用することでむくみや血行不良の予防緩和に役立つと考えられています。血流が改善すれば体温が行き届きやすくなりますし、むくみの緩和も熱が余剰水分に奪われるのをさけるという点で冷え性の緩和に繋がります。体全体の“巡り”が整うことで、疲労感や体のだるさ、肩こり・腰痛などの緩和にも効果が期待できますね。

またトウモロコシの実を食べた場合、摂取できる食物繊維は不溶性食物繊維が主体になります。しかしお茶として飲む場合は、水に溶ける性質のある「水溶性食物繊維」だけを摂ることが出来ます。不溶性食物繊維が腸の蠕動運動を促す働きがあるのに対し、水溶性食物繊維は腸内で善玉菌のエサとなることで腸内環境を整える働きがあると言われています。つまり、腸内フローラを改善したい場合に水溶性食物繊維はなくてはならない存在。

善玉菌が増加して腸内フローラが(良い意味で)活発になると、代謝向上をはじめとする様々な恩恵が期待できます。ちなみにビタミンBの一種であるナイアシンも三大栄養素の代謝の際に補酵素として働く=代謝を維持・向上するには欠かせない存在なのだとか。

ナイアシンは腸内細菌からも合成される成分ですが、原料として使われるのはハッピーホルモンと呼ばれるセロトニンと同じく「トリプトファン」。しかもセロトニンよりも合成優先度が高いため、ナイアシンが不足するとセロトニン生成量が減少してしまうとも言われています。代謝のためだけではなく精神衛生のためにも適量は経口摂取しておきたい栄養素ですね。

【参照】コーン/トウモロコシ(実)


生姜や体を温めるとされるハーブティ(カモミールサフラワーローズマリーなど)と比較すると“体を温める働きはさほど強くない”と言われています。たしかにトウモロコシは食材として食べてもお茶として飲んでも、ハッキリと実感するような「温まり感」は正直感じないと思います。ホットで飲めばその瞬間は温かいですけど(笑)

ですが原材料が食材としても馴染みのあるトウモロコシですし、お子さんや妊婦さんでも安心して飲める存在なので重宝すると思います。あとハーブティー系の味が苦手って方でもコーン茶はちょっと甘い香りの麦茶(?)みたいな感じなので、焼きトウモロコシの匂いが大嫌いって方でなければ飲みやすいと思います。個人的には麦茶より好き^^

目に見える効果を期待するというよりは、普通にお茶として取り入れると良いような気がします。害はなくて美味しいから、ついでに体も綺麗になると良いなぁくらいの気持ちで。。ヒゲ茶も飲んだことあるけど…口コミとかで見かけるようなすごい利尿効果は全く感じませんでした^^;食品ですからね。

 

| 2016年08月28日 | 体温アップ食材 | trackbacks(0) |

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