体を冷やさない夏野菜?! とうもろこし

夏になると食べたくなるトウモロコシ。
茹でたてそのままを食べるのもあり、サラダやチャーハンなどのトッピングとして利用するのも良し、かき揚げやパンに混ぜ込んでもよしと使い勝手が良い食材でもあります。好き嫌いのあるお子さんでも食べやすいため、お子様メニューにもよく使われていますね。

その反面、栄養的には微妙・カロリー高いし…、というイメージもあったりします。ムシャムシャと食べたいけど太りそうだから我慢しようと思ったり、私はしてます(苦笑)

太るのも怖いけど、夏のものって体を冷やすと言われるものが多いからそれも怖い…というわけで、トウモロコシって正直どうなのか見直してみました。とりあえず体を冷やす心配は少なそうなのでホッとしてます。

 

トウモロコシについて

トウモロコシは原種(野生種)が見つかっていないことから起源は諸説ありますが、紀元前5000年頃にはアメリカ大陸においてトウモロコシの栽培が行われていたと考えられています。マヤ・アステカ・インカなどアメリカ大陸で栄えた文明ではジャガイモと並んで常に食基盤と言える存在であったと考えられており、マヤやアステカにはトウモロコシの神様もいらっしゃるそうです。

コロンブスのアメリカ大陸到達後はヨーロッパ・世界へと広まり、圧倒的に収穫率が高いことから冷害や飢饉での死者数減少に貢献したとも言われています。現在はアフリカでもトウモロコシを主食として利用する地域が多くありますし、食用以外の飼料・工業用を含めると世界で8000万トン以上もの生産量になるそうです。

トウモロコシの日本伝来は安土桃山時代と言われ、栽培が行われたのは江戸時代、本格的な栽培は現在食用としているスイート種が伝わった明治時代以降だそう。ちなみにトウモロコシというのは“唐”から伝わった“もろこし(黍)”という意味だそう。私の地元北海道を含むいくつかの県ではトウキビと呼びますし、ナンバンキビなどと呼ぶ地域もあるそうです。どれも同じ意味で、表現する言葉が違うだけなんですね。

日本ではトウモロコシ=野菜という印象が強いですが、世界的に見ると穀物(主食)として利用している地域も多く、米・小麦・トウモロコシと並んで「世界三大穀物」と言われています。ちょっと意外ですけど考えてみたらコーンフークやコーンブレッドしかり、トルティーヤの皮も伝統的な原料はトウモロコシ粉だそう^^;

 

トウモロコシは疲労回復に役立つ

主食としても利用されることのあるトウモロコシは糖質(炭水化物)が主成分となっています。ただしタンパク質や脂質も三大栄養素摂取目安と対比した場合はバランスよく含まれています。また代謝を助けるビタミンB群、クエン酸回路に働きかけることで代謝を高め疲労回復に役立つとされる「アスパラギン酸」なども比較的豊富に含まれています。

これらの成分の働きからトウモロコシは優れたエネルギー源であり、疲労回復に役立つと考えられています。また脳の機能を活性化させるグルタミン酸、免疫機能を向上させるアラニンなども含まれていますから、精神的なものから起こる慢性疲労感・疲労によって起こる免疫低下を予防する働きも期待できるそう。

野菜して見るとトウモロコシはカロリーが高い・ビタミンが少ないと言われることもありますが、穀類として考えると三大栄養素・ビタミン・ミネラル・食物繊維のバランスがとても良い存在と言えます。そのため摂り入れる場合は「準主食」と考えたほうが扱いやすいのではないかなと思います。ご飯に入れてトウモロコシご飯にしたり、朝食にパンやお米の代わりに使うなどするとカロリーカットにもなりますよ。
(100gあたりのカロリーは茹でとうもろこし99kcal/精白米ご飯168kcal)

またトウモロコシは100gあたり3.0gと食物繊維が豊富。便秘の予防や改善に役立つのは勿論ですが、水分を吸収して膨らむことで腹持ちが良い(満腹感が長く続く)のも嬉しいところです。お菓子として売られているポップコーンも小麦粉系のスナック菓子よりも食物繊維が豊富です。

スタイルに気を使う方・便秘の方にとってはトウモロコシ様様かもしれないw

 

トウモロコシと冷え改善の関係

トウモロコシには代謝に関わるビタミンB群が比較的多く含まれています。加えて血液の元となる鉄分や血流をサポートするビタミンEなども穀類としては豊富な部類に属しますので、劇的な体温め効果は無いものの代謝や血流サポートとして役立つ食材と考えられています。

加えて冷えの原因となるむくみ改善に役立つ「カリウム」もトウモロコシには豊富に含まれています。カリウムが豊富な夏の野菜と言うと“体を冷やす”という印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、漢方(薬膳)の考え方でトウモロコシは『平性』に分類されているそう。アミノ酸のアスパラギン酸も体液バランスを整える働きが期待できますから、体を冷やしたくないけどむくみが気になる…!という方にもオススメです。

参照:【玉蜀黍】とうもろこしの効果

冷え性の改善としてものすごく役立つというわけでは無いかもしれませんが、夏バテや夏むくみが気になる方、体を冷やさずカリウムを摂取したい方、なんとなくダルさが抜けないなぁ…という方などには良いと思います。何より夏に風物詩ですしね^^
ご飯を減らし気味にして焼きトウキビを食べようと思います!醤油がちょっと焦げたのが美味しいw

カロリー・糖質が気になる方はお茶として取り入れても効果が期待できると言われています。
| 2016年08月20日 | 体温アップ食材 | trackbacks(0) |

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