レモングラスティーは夏バテ・夏の冷え性にピッタリ

なんとなく蒸し暑いような、その日の天気によって寒いような、オフィスやお店で気を抜くと寒いような…ハッキリしない気候にゲンナリしています。足先は冷たいけど顔とか頭とかは「暑い」感じで非常に微妙な状態になる予感がしているので、これからますます暑くなる、夏場に使っても暑苦しくないスッキリ系のハーブで冷えにも良さそうなレモングラスをご紹介します。

 

レモングラスについて

アロマスプレーなどの芳香剤や、ハーブティーのブレンドなどで良く目にするレモングラス。名前に“grass(草)”と付くようにイネ科の多年草で、東南アジアに広く分布しています。料理だとトムヤムクンやタイカレーなどにも利用されることが知られていますが、インド料理やカリブ料理などにも使われています。基本食べませんので「邪魔だなぁ」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、独特の爽やかな風味付けや食材臭み消しとして無くてはならない存在なのだとか。

原産地でもあるインドでは古くから「チューマナ・ブールー」という名前で知られており、伝統医学アーユルヴェーダでは熱を下げる・感染症・吐き気の治療などに利用されてきました。ブータンでも同様に薬草として利用されていたそうですし、中医学(漢方)でも頭痛や腹痛などに対する鎮静・鎮痛効果を持つ生薬「檸檬茅(もしくは香茅)」として利用されています。

現在でもレモングラスのハーブティーは風味を楽しむほかリラックス用などとして活用されていますし、精油はアロマテラピーをはじめ香水・室内芳香剤・入浴剤・防虫剤など様々な製品に配合されています。その用途や期待される働きの広さから“万能ハーブ”や“アジアの薬草”とも呼ばれているのだとか。

 

ちなみにレモンバームレモンバーベナなど「レモン」が付くハーブが幾つかあって紛らわしいですが、レモンバームは地中海原産のシソ科多年草・レモンバーベナは南米原産のクマツヅラ科落葉低木・レモンマートルはオーストラリア原産のフトモモ科常緑樹と原産地や植物分類(科)が異なります。

 

共通しているのは呼び名にも付けられている「レモン」様の芳香成分であるシトラールを含むこと。ただし成分含有率やシトラール以外の成分の違いから期待される働きも若干異なっています。原産地や製造社などによって差はありますが、レモングラスはシトラール含有量は中くらい〜高めくらいのポジションの模様です。ちなみに本家であるレモンのシトラール含有量は10%前後とかなり低いのだとか。

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レモングラスと冷え性の関係

レモングラスの爽やかな香りのもと「シトラール」には血管弛緩作用があることが報告されています。

ハーブティーとしても血液や体液の循環を刺激・促進することで疲労回復や風邪の初期症状ケアにも有効とされています。これらのことからレモングラスは血行不良やむくみを緩和し、冷え性の改善にも役立つハーブティーであると考えられます。

またレモングラスは「リフレッシュハーブ」とも呼ばれることがあるように、気分をさっぱりとリフレッシュさせたり眠気を覚ます働きがあります。シトラールには鎮静・リラックス効果があるとされていますので、スッキリしない気持ちの緩和やストレス対策としても効果が期待できるというわけ。夏場のぐったり感緩和にも役立ちますから、夏に需要が高まるハーブティーの1つに数えられるのも納得ですね。

レモングラスティーは副交感神経を活発化することで自律神経のバランスを整える働きがあるとする説もありますので夏の室内⇔屋外の気温差やエアコン冷えなどでバランスを崩しがちな自律神経のサポート効果も期待できるでしょう。自律神経のバランスが整うことは体温調節機能の正常化にも繋がりますから、こちらの方面からも特に夏場の冷え改善に役立つと考えられます。

レモングラスは身体を温めるハーブに分類されることも体を冷やすハーブに分類されることもありますが、おそらく血行促進→発汗→放熱というステップで解熱に働くためではないかと考えられます。どちらかと言うと全身的にギンギンに冷えている方というよりは下半身や手先など部分的な冷えがある方に適していると言われています。
“体を冷やす説”が気になる方はホットで飲む・生姜を加えるなどして、汗を書いた時はこまめに拭き取るようにすると良いでしょう。※妊娠中の利用は避けてください。

 

 

その他レモングラスに期待される作用

暑い国や夏場の食事によく利用されている通り、レモングラスは消化機能を助け食欲を増進させる働きがあると考えられています。食欲が無い時や胸焼けがするようなときには食前食後にレモンバームティーを飲むと良いと言われていますし、お腹のハリや胃もたれの改善にも効果が期待できます。乗り物酔い緩和に役立つハーブの1つとして、ペパーミントとともに吐き気止めとしても活用されています。

レモングラスに含まれているシトラールには抗菌・抗真菌作用や抗炎症作用があります。レモングラスは皮脂分泌を整える働きもありますので相乗してニキビや湿疹などの肌トラブル予防に有効とされています。血行促進効果からくすみケアや肌の新陳代謝向上に、精神面への働きかけから肌荒れ予防にも効果が期待できます。

ただしシトラールは皮膚刺激性があり、精油などを使って外側からケアをしようとすると逆に炎症を起こしてしまう可能性があります。飲用した場合でも内側からの美肌効果が期待できると言われていますので、ハーブティーとして取り入れる方が安全性が高いと言えるでしょう。

その他、血流の改善に加えて鎮痛・鎮静・抗炎症作用などが期待できることから、筋肉痛や肩こり腰痛などの緩和にも利用されています(※コリや痛みの緩和として利用する場合はハーブティーや精油などを使った湿布やマッサージを行う・入浴剤として利用するなどの方が良いそうです)。

 

【参照】レモングラスティー|ハーブ・期待できる効果効能紹介

 

かなり主観ですが、シングルハーブティーとして使うと香りは良いものの味がちょっと薄くて(置き過ぎると苦味が出るし)欲求不満になるので…お好みによってはブレンドした方がよいかもしれません。個人的にはルイボスティー・紅茶・緑茶あたりの味がしっかりしている系と組み合わせています。レモンの香りをブラスするくらいの感覚で加えられるので相性とかはほとんど気にしなくて良いのが楽といえば楽。

| 2016年07月16日 | ホットドリンク | trackbacks(0) |

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