豊富なビタミンCが魅力の「柿の葉茶」は冷え性的にどうか

ビタミンCやポリフェノールを豊富に含むことから、美肌・美白・抗酸化と美容効果が期待できる健康茶として注目されている「柿の葉茶」。花粉症緩和への有効性なども報じられ、美容・健康維持に気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

一方で果物の「柿」は体を冷やすからあまり食べないほうが良い、柿の葉茶も冷え性の人には良くないという話もちらほら。美肌と冷え性改善とどっちをとる、と言われると結構困るところです…笑よくわからないまま遠ざけるのも悔しいので、冷え性が柿の葉茶を飲みたいときはどうすれば良いのかを(超個人的に)考えてみました。

 

柿の葉茶について

秋の味覚としても代表的な柿。「柿の実が赤くなると医者が青くなる」という言葉があるほど、健康維持に役立つ存在として利用されてきました。現在は果物として柿を食べるのが主流ですが、古くは捨てる部分がない植物と言われていたように葉・幹・ヘタ・柿渋と様々な生活を支えるために利用されてきました。今回ご紹介する「柿の葉」もおばあちゃんの知恵袋的な民間療法や、健康維持に役立つ野草茶として親しまれてきた存在です。

 

柿の葉茶の特徴と言えるのが、体内でビタミンCへと変換されるプロビタミンC(ビタミンC誘導体)と呼ばれる状態でビタミンCを含有していること。プロビタミンCは熱に強い性質があるため吸収・利用率が高く、柿の葉茶は緑茶の約20倍のビタミンCを含むと言われています。加えてフラボノイドやタンニンなどポリフェノール類も多く含むことからビタミンCと相乗して抗酸化作用を発揮することで、肌の老化予防・美白(シミ予防)・コラーゲン生成促進など美肌の維持に役立つと考えられています。

 

またビタミンCはストレス下において分泌される副腎皮質ホルモンの生成に必要ですから、補給することでストレス耐性を高める働きがあるとも言われています。そのほか殺菌作用を持つタンニンと相乗しての風邪予防、ポリフェノール類と症状しての生活習慣病予防などにも効果が期待されています。柿の葉に含まれるポリフェノール「アストラガリン」はヒスタミン分泌を抑える働きが報告されており、花粉症などのアレルギー症状緩和にも注目されているそう。

冷え性緩和に役立つ成分としては、柿の葉のポリフェノール中に含まれるルチンやケルセチンなどのビタミン様物質(ビタミンP)があります。ビタミンPは血管の強化・血流改善作用などが認められている成分ですから、柿の葉茶にも血流を改善する働きが期待できるでしょう。ビタミンCなど他の抗酸化物質もドロドロ血液の予防・改善をサポートしてくれます。

 

【柿の葉茶は冷え改善にも役立つものの、飲み過ぎ注意】
ここまでの紹介でも何度か登場した「タンニン」という成分。抗酸化作用や殺菌作用など有用な作用がある一方で、鉄分吸収を阻害する・便を固めるなどの働きもあります。そのため貧血・便秘気味の方は摂り過ぎると貧血が悪化する可能性がありますし、鉄錠やサプリメントなどの吸収を阻害してしまう可能性もあります。

 

おそらくこういった理由から、タンニンは体を冷やす成分とされています。柿の葉茶の効能としても高血圧やのぼせ緩和・解熱などに役立つと紹介されているとことが多いので、逆を言うと飲み過ぎると低血圧や冷え性の場合はあまり良くないと考えられます。

特にタンニンの鉄分吸収阻害作用がネックかなと思うので、血液・鉄分自体が不足している(貧血)タイプの冷え性の場合は要注意かと。摂取量はもちろん、食事やサプリメントからの鉄分吸収が阻害されないように飲むタイミングに注意が必要です。またタンニンによる胃腸への刺激があるので、空腹時の飲用は避けたほうが良いそう。

 

柿の葉を入浴剤として利用する

冷え性という観点で見ると、柿の葉をお茶として飲むよりも「入浴剤として利用」した方が無難です。というのも、柿の葉茶は摂り過ぎで体を冷やしてしまう可能性がありますがkyukyu、入浴剤としての利用であれば飲用時ほどタンニンの摂取・体を冷やす心配する必要が少ないため。

酒粕しょうが粒

柿の葉風呂は抗酸化成分による紫外線対策などを筆頭に、皮脂分泌調節・ニキビ予防・肌荒れ緩和などにも良いと言われていますし、体臭・加齢臭対策としても効果が期待できます。ビタミンCに関してであれば、ミカンなどを使うよりも柿の葉プロビタミンC(ビタミンC誘導体)の方が肌への働きかけが強いと言われています。どちらかと言えば柿の葉茶は冷え改善よりも非肌作りに役立つ入浴剤として利用されることが多いですし、あれもや湿疹などの予防・緩和にも使われているようです。

 

タンニンやビタミンCなどによる働きで肌のキメが整うのは美肌維持だけではなく、保温効果を高めるという効果にもつながってきます。過去には日本経済新聞でも更湯よりも保温効果が高まる入浴法として、生姜と並び柿の葉が紹介されています。柿の葉茶の入浴剤効果としては血行を促すなどの働きは期待できませんが、入浴効果と柿の葉の保温効果が相乗することで冷えとり促進に役立つと考えられます。

 

柿の葉茶の飲用は一日1〜2杯程度が無難と言われています。が一方で柿の葉茶は同じ茶葉で4〜5回位浸出できるという説もあり、なんかちょっともったいない感じもしますよねkyuなので茶葉として煮だしたものを入浴剤として再活用するのもアリなんじゃないかなと思います。入浴剤としては美肌効果があるうえ保温効果を高めて冷え改善をサポートしてくれそうですし、飲用も少量であればビタミンCなど抗酸化物質の働きから美肌効果や血液サラサラ効果が期待できますから、柿の葉茶=冷え性完全NGというわけでもないと思います。

【参照】柿の葉茶|ハーブ・期待できる効果効能紹介

 

個人的な結論としては、冷え性の場合は飲み過ぎ注意。だけど適量のお茶として飲んだり、入浴剤として利用することで美肌作りや冷え改善にも役立つお茶なんじゃないかなと思います。良い加減の利用であれば遠ざける必要は無いんじゃないかと。お茶として浸出する場合は高温で煮だすのではなく、70℃くらいの温度でゆっくりと出すとタンニン量を抑えることが出来るそうですよ。

 

 

 

【オマケ:柿の葉茶は自作も出来ます】
お庭など近くに柿の木がある場合は、その葉を採って柿の葉茶を自作することも出来ます。買うとしても健康茶としてはお安めですが、お庭などに柿の木があればタダ、ゼロ円で出来るっているのも土地に定着している植物ならではですね。お茶にして飲むのにはちょっと抵抗あるという方も、この後でご紹介する冷えとり入浴剤にも活用できますのでぜひ柿の気が近くにある方は試してみてください←私の近くには残念ながらありません(北海道)

 

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柿の種類は甘柿でも渋柿でもなんでも良いようですが、6〜8月頃の若葉が良いとされています。採った葉は水でよく洗い、葉脈(大きいスジ)を取り除いてください。

 

△修里泙淨浴剤にする場合
下処理した柿の葉10枚〜20枚程度を布袋に入れ、お鍋などで水から沸かして少し濃い目に煮出します。煮汁と葉を少し冷まして浴槽に入れ、よくかき混ぜればOK。皮膚刺激などを感じない場合は入浴しながら袋を揉んで濃さを調節しましょう。生の葉を使うと香りによるリラックス効果も期待できると言われています。

 

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下処理した柿の葉を刻んで陰干しします。お茶として飲みたい場合は3分程度蒸すか湯通しした後、軽く水気を切り刻んだものを陰干しして乾燥させると苦味が弱くなります。湿気りやすいので保存は乾燥剤を入れて冷蔵庫もしくは風通しの良い涼しいところに置いておくと良いそうです。

| 2016年06月25日 | バス&アロマ | trackbacks(0) |

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