冷え性の人は山椒を鰻以外にも活用しよう

意外とマイナーながら、日本の代表的な香辛料と言われる山椒(さんしょう)。

山椒、普段のお食事に利用されている方って少ないと思います。
山椒=うなぎの蒲焼にかける粉山椒のイメージが強いですよね。イメージが強いというか、それ以外に使わないという方も多いのではないでしょうか。

「山椒は小粒でもピリリと辛い」ということわざは山椒が小さい粒なのに舌が痺れるような辛さと独特の芳香性を持っていることから「見かけは小さいけれど非常に優れていて侮れない人」という意味で使われます、
うなぎにしか山椒を使わないのって実はすごくもったいない!!
小粒でピリリと辛いだけではなく、山椒は嬉しい効能を持っている、侮れないスパイスでもあるんです。
 

山椒は生薬として使われています

うなぎにかけるイメージが強い山椒ですが、実は漢方の当帰湯(とうきとう)や大建中湯(だいけんちゅうとう)にも配合されているれっきとした生薬。普段香辛料として用いている山椒の果皮部分は「蜀椒(しょくしょう)」と呼ばれ、主に体を温めたり、冷えからくる腹痛などの痛みを取る目的で使用せれています。

※山椒の実は「椒目(しょうもく)」として、利尿効果・気の巡りの改善に用いられますが、体を冷やす作用があるとされるため冷え性改善という目的には適していません。無理して実を取る必要は無いので普通の粉山椒を使ってください。
 

山椒の効果

山椒が冷え性の改善に効くのは、山椒に含まれる辛味成分である「サンショオール」「サンショアミドが関係しています。

サンショオールは新陳代謝を活発にする作用・発汗作用があることが分かっています。
血管拡張作用を持つ内皮細胞由来NOSとその関連物質を活性化し、血管を拡張させることで血流の改善効果が見られると考えられています。血行改善によって体を温める効果があり、また鎮痛作用もあることから、お腹を温めると痛みが和らぐような場合の生理痛の緩和にも用いられます。

またサンショオールとサンショアミドは大脳を刺激し、内臓器官の働きを活性化させる作用があるとされています。
胃腸の働きが弱り起こっている消化不良や消化不良に伴う胸苦しさや胸のつっかえ感・腹部のガス溜まり・腹の冷えや腹痛に効果があると言われています。(生薬として山椒が利用されている効果ですね)。内蔵器官を活性化されると結果として体内の循環も良くなるのでむくみ解消効果があるという話もあります。

冷えの解消以外にも山椒ポリフェノール抗酸化作用があると際的な食品化学雑誌「Food Chemistry」で紹介され、血行促進効果と合わせガンや心疾患の予防やアンチエイジングにも効果があるのではと注目を浴びています。
 

うなぎに山椒の理由

うなぎに山椒がかかっているのは、食欲を引き立てるという「匂い」の効果だけではなく、うなぎの消化をよくする役割や毒消しとしての役割があります。
 

山椒を使ってみよう

山椒を使ったレシピは多々あれど、個人的に一番お手軽でオススメなのは「お味噌汁にかける」こと。
味噌も発酵食品で体を温める性質がある調味料ですし、温かい汁ものなので温め効果が重なります♪ 山椒の匂いや味が苦手な人はさておき、お味噌汁がちょっぴり爽やかな風味になってクセになります(笑)

和テイストショコラの「山椒入りチョコレート」が意外と美味しかったりするので、結構何にでもあう香辛料なのではないかなと思います。私は魚系の生臭さが苦手なので、魚料理に山椒ガンガン使ってますし^^;

 
| 2015年02月25日 | 体温かハーブ・スパイス | - |
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