梅雨冷え・だるさの原因と予防法

GWも終わってしまって、連休はないし、梅雨が近付いてきているし…考えるだけでも「はぁ」とため息を付きたくなる最近。梅雨時期は気持ちのせいだけではなく、体もだるかったり不調が重なったりする嫌な時期。
 

梅雨冷えとは?

梅雨冷えとは正式に(国語辞典的に)は「梅雨期の連日の雨で気温が下がること」をさします。似た言葉に「梅雨寒(つゆざむ)」と言う言葉もあり、どちらも俳句の季語としても使われます。
余談ですが我が故郷、梅雨が無いと言われる北海道には「リラ冷え」という言葉があります。梅雨と多少ずれますが
5月末から6月初め頃、リラ(ライラック)の花が咲く頃に急に冷え込む気候の変化を表す言葉で、これもまた季語になっているらしいです。…梅雨冷えよりちょっと可愛らしくないですか?(笑)
気温低下を表す、正式な「梅雨冷え」以外に、
じっとりと暑くて汗ばんでいるのに体が冷えてしまっている状態のことも「梅雨冷え」(梅雨時期の体の冷え、の略?)と呼ぶことがあります。

 

梅雨時期に冷える・不調が起こる3つの原因

暗くジメジメとして気分がまいってしまう梅雨ですが、精神的な面だけではなく肉体面でも何となく身体がだるい・体が重い、頭が痛いなど持病が悪化する方など不調を感じる方が多いのではないでしょうか?
【原因ー律神経】
天気が悪いときの大半は気圧が低下しています。
低気圧状態になると私たちの身体は副交感神経が優位になります。

副交感神経はリラックスの神経。半身浴などで活発化されると言われている神経ですから、良いことのようにも感じますが、副交感神経ばかり優位になっていても実は具合が悪くなります。「なんとなくだるい」「やる気が起きない」「どんよりしている」感じはその代表格。リラックス言うと聞こえはいいですが、悪く言うと弛緩モード…ですかね。

体の機能も実際の活動量も「休憩モード」になっていると、エネルギー代謝の低下・血液循環の低下が起こります。そうすると身体は冷えてしまいますし、ますます「だるい」状態になって活動が低下…という悪循環を起こしやすくなります。
 
【原因炎症物質】
低気圧状態にあると身体の中では「ヒスタミン」と呼ばれる物質の分泌が増加します。ヒスタミンは炎症物質(発痛物質)とも言われており、肩こり、偏頭痛、腰痛などの痛みの原因であると考えられています。偏頭痛持ちの方が天気が悪い日に重い偏頭痛を起こすしやすいのも、この気圧の変化とヒスタミン分泌に関係があるからだと言われています。

健康で体の機能がしっかりとしている場合は自律神経がある程度調整をしてくれるため、さほど影響は受けません。しかし自律神経のバランスも乱れている場合はヒスタミンが過剰に働く可能性が高くなり、アレルギー症状の悪化、むくみ、血圧降下など「だるさ」「辛さ」の元となります。
またヒスタミンが身体を緊張させる交感神経を刺激することで身体はストレスに敏感となり、末梢神経を収縮させる「臨戦モード」に入りやすくなります。血管が収縮されれば血の流れは悪くなりますから、手先足先などの冷えにもつながりますね。

【原因B里凌弔冷える】
外気温が高くなると、熱を逃そうとして血液は体表状に集まりやすくなり、深部の温度は下がりがち=身体の芯が冷えるということに繋がります。梅雨時期は真夏ほど気温は高くありませんが、その分エアコン設定などは弱いことが多く「冷え」や「気温差」を感じにくい時期でもあります。ジメジメ・ベタベタしているからこそ冷たい飲み物などを取りすぎて、さらに内側から体を冷やしてしまうことも多いようです。

水分補給は生命維持にも冷え対策にも必要ですが、自律神経の乱れや冷えによって代謝が落ちていると摂り過ぎた水分を持て余してしまい、余分な水を溜め込み「水毒」症状に陥ってしまう可能性も。むくみやめまい、体のだるさなどを引き起こしますから、こういう時こそ白湯などを小まめに補給することが大切です。

 

梅雨冷え・梅雨だるの改善

【体を温める時間を作る】
一見それほど冷えていないように感じても、身体の深部は冷えているのが梅雨〜夏の「冷え」の特徴身体の深部までしっかりと温める半身浴をオススメします。また副交感神経が優位になりすぎている可能性もありますので、半身浴だけではなく、温冷交代浴を行うなどするとより一層の効果が期待できるでしょう。

血行不良によるコリや痛みがある場合は蒸しタオルや温熱シートなどで患部をダイレクトに温めても、血行促進や痛みの緩和に役立ちます。

【有酸素運動・ストレッチをする】
梅雨に具合が悪くなる原因の多くが自律神経のバランスが乱れること。
自律神経のバランスを整えるのに定評がある(?)のが有酸素運動ですが、梅雨時期は雨の日も多く、外に出たくない日や、雨の中から帰ってきて体を乾かして着替えて…となるといつも以上に「めんどくさいなぁ」と感じてしまいますよね?

そんなときはストレッチで首や肩・腰などを伸ばしたり動かしたりするようにしただけでも、身体の不快感や冷えに効果があります。腹式呼吸をしながらストレッチすると良いでしょう。

【巡りを整える栄養素を摂取する】
むくみ解消成分として有名なカリウムを含む野菜(生だと体を冷やすので加熱しましょう)や、少量のカフェインなどを利用して身体のむくみを抜いたり、ヘスペリジンなど血液循環を整える栄養素、体を温める唐辛子やショウガなどを意識的に摂取してみてください。
※汗をかたままにしていると逆に体を冷やしてしまうので注意。
 
| 2015年05月22日 | 冷えとり小話 | trackbacks(0) |

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