オリーブオイルが冷え性に良い理由とは?

一般的に使用されているサラダ油などよりも「体に良い油」というイメージがすっかり定着したオリーブオイル。
料理用に利用するのはもちろんのこと、マッサージや保湿ケアに、スプーンでそのまま飲むという強者まで利用方法も多種多様になっています。

冷えとりならオリーブオイルでしょう…というような風潮もあるのですが、簡潔に「冷え性にも効果がある」とまとめられていることが多いのでオリーブオイルと冷え性改善の関係を調べてみました。
 

オリーブオイルの種類

オリーブオイルと一口に言っても様々な種類(ランク)があり、それによって含有しているポリフェノール量などにもかなりの差が出てきます。厳密に言うとオリーブオイルにはエクストラ・バージン・オリーブオイルやオーディナリー ・バージン・オリーブオイル、ランパンテ・バージン・オリーブオイルなど細かい区分があるのですが、日本で輸入販が許可されているのは下記3種類です。

【★★★エクストラ・バージン・オリーブオイル】
バージンオリーブオイルとは機械的な加工(粉砕や圧搾等)以外に一切の化学的な処理を行わずに抽出されたオリーブオイルで、酸度が2%以下のものを指します。
精製処理されない分、鉄分・ベータカロチン・ポリフェノール・カルシウム・ビタミンEなどの栄養素も多く含まれます。…生成された白砂糖よりも、栄養素が残っている黒砂糖の方が体に良いと言われる同じようなイメージですね。

そのバージンオリーブオイルの中でも酸度が0.8%以下で、義務づけられている官能検査で完全な食味と香りを保っているものには「エクストラ」を付けることができます。酸度の低さはそれだけ酸化していない=鮮度の目安ともなりますので、健康維持などの目的の場合はこの「エクストラ・バージン・オリーブオイル」の使用が好ましいでしょう。

【★★ オリーブオイル(ピュアオイル)】
酸度が3.4%以上あるランパンテバージンオリーブオイルを精製した精製オリーブオイルにバージンオリーブオイルをブレンドしたもののです。パッケージに「オリーブオイル」としか表示が無いもの、安価なものはほぼこちらの種類になります。メーカーによって差はあるものの、バージンオイルの割合は概ね10%だそうです。

【★ オリーブポマースオイル】
バージンオリーブオイルを搾った後のカスから、溶剤抽出などを使って化学的に抽出された精製オリーブ残渣油とバージンオリーブオイルをブレンドしたものです。販売するときは「オリーブポマースオイル」と表示の義務があります。

 

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ちなみにオリーブオイルの色はオリーブが収穫された時期や圧搾された時期によって変わるもので、品質や高級度とは関係がありませんのでそれほど気にする必要はありません。

 

オリーブオイル基本情報

※エクストラ・バージン・オリーブオイルの場合を基準にまとめています。

オリーブオイルの特徴としてまず、酸化に強いオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)が75%以上を占めており、食用油の中では最も酸化しにくい油であると言われていることが挙げられます。

オレイン酸には体内にある中性脂肪やコレステロールを取り除く作用があることから動脈硬化や心筋梗塞の予防としても期待されています。またオレイン酸は界面活性(乳化)作用を持つことから、石けんやシャンプーの原料としても用いられる成分。人間が摂取すると腸内に溜まっている便を柔らかくして排便を促す働きがあることから、便秘の対策としてもオリーブオイルの摂取がおすすめされています。

オレイン酸以外に注目したいのはポリフェノール
その中に含まれるヒドロキシチロソールという成分はアラキドン酸代謝酵素であるシクロオキシゲナーゼを阻害する作用を持ち、抗炎症作用・高い抗酸化作用を発揮するとされています。オリーブポリフェノールの生理作用としては他に免疫力の向上・血糖値の上昇抑制・利尿作用などが報告されています。

 

オリーブオイルと冷え性改善

オレイン酸には、血中悪玉コレステロールを軽減させる作用があり、血液をサラサラにすることが出来るとされています。以前書いたようにドロドロの血液は生成した熱を抹消まで届けられずに冷えを起こす原因となりますから、サラサラ血液で循環がよくなれば熱が行き届いて冷えが改善するというわけですね。

またオリーブオイルに含まれるポリフェノールやビタミンEには血行促進効果があるとされていますから、血行不良によって冷えている・冷えが悪化している場合は冷えとりに役立ってくれる可能性が高いと言えます。
加えて油膜による保温効果もあることから、腸を温めるのに役立つと言われています。

 

オリーブオイルの注意点

オリーブオイルは酸化しにくいと言われますが、酸化しないわけではありません。空気・光・熱によって劣化しますので、ダークグリーンやダークブラウンのカラス容器入りのものを選び、冷暗所で保存しつつ早めに使い切るようにしましょう。

オリーブオイルの1日摂取量はスプーン1〜2杯とされています。
体に良いと言われる成分が含まれているからといって過剰摂取は止めてましょう(結局油ですし、カロリーもありますし…)今まで利用していたサラダオイルやバターをオリーブオイルに置き換えるくらいで十分です。

 

オリーブオイル利用法

【白湯に入れる】
オリーブオイルを入れたお湯と、入れないお湯の保温実験をしたところ、オリーブオイルを入れたお湯の方が温度を維持するという結果が出ています。白湯は冷えとりの王道とも言える存在・毎度ではなくとも気分でオリーブオイルを入れてみても良いのでは?

【トマトジュースに入れる】
トマトジュースにオリーブオイルを入れるとリコピンの吸収率が1.5倍程度向上するとされています。
トマトのリコピンは一時期話題になったように美容効果の宝庫と言えますから、美しさを保ちたい方や紫外線が強い季節などには強い味方になってくれるでしょう。
 

| 2015年04月02日 | 体温アップ食材 | trackbacks(0) |

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