レモン風呂は冷え改善に良い?美白に役立つ?

ご存知レモンはイメージしただけで唾液が出てくるという方もいるくらい、かなり強烈な酸味を持つ果物。代表成分といえるのはビタミンCとクエン酸で、特にビタミンCについては含有量を表す時に使われることもあるほど。CCレモンとかキレートレモンとかビタミンC系の飲料も「レモン」系が圧倒的に多いような気がします。そう言えばレモン白湯も流行りましたね。

 

レモンを食べた(摂取した)場合に期待できる働きとしても、クエン酸による疲労回復促進効果・ビタミンCによる美肌・美白・アンチエイジングなんかが代表的なのではないでしょうか。加えて近年はエリオシトリンなどのポリフェノールが含まれていることも注目されています。

生姜や唐辛子のように直接的な温め成分はありませんが、ビタミンCとポリフェノール(ビタミンP)の働きで血行促進効果が期待できること・クエン酸回路の活発化などから代謝アップに繋がると考えられていることから、肥満予防やダイエット効果も期待されています。冷えの改善にも役立ちそうですよね。

 

が、しかし。成分的には冷え性軽減にも役立ちそうなレモンですが、東洋医学の考え方では体を冷やす性質のある“陰性食品”に分類されています。水分が多い・木になるものだからあまりに気しなくて良いという意見もありますが、体を冷やすのでレモネードやホットレモンなどを作る時は生姜を入れましょうという意見もちらほら。唐揚げやお魚にかけるなどの利用はさておき、積極的に取り入れたいものか迷うところという方も多いのではないでしょうか。

 

そんな方に朗報(?)

レモンは入浴剤にすると血行促進や保温効果がアップが期待できる⇒冷え性さんの完全なる味方となってくれるらしいです♪

 

レモン風呂の作り方と注意点

レモン風呂もしくはレモン入浴と言われているもはザックリ言うと「入浴剤感覚でレモンをお風呂のお湯に入れる」というものですが、実はレモンしか使わないものであってもバリエーションが豊富。よくある“柚子湯”の様にレモンを丸ごとドボンとお湯に入れるという超ワイルドな方法から、皮を天日干しして乳鉢で細かくすり潰したレモンパウターを使ってバスボムを作るなど結構手間のかかるものまで様々。

 

とりあえず大前提としては、ワックスなどが使われている可能性のある外国産レモンの場合はしっかりと皮を洗ってから使う、くらいでしょうか。ちなみにレモンはそのままドボンと入れると成分が十分に溶け出ないため勿体無いと言われています。その反面、肌に対する刺激性も丸ごと入れてしまったほうが低いので肌が弱い方などの場合はそのまま使ったほうが無難であるとも。

手間なく作れてしっかり成分も溶け出す方法としては輪切りにしたレモンを浮かべる・料理などで汁を絞ったレモンの殻を布袋に入れて浮かべるなどがメジャーなのではないかと思います。皮だけ取っておいて天日干しする(面倒ならレンジで時短しても良いと思う)と、使いたい時に使いたい分ずつ利用できて便利なのだそう。

 

そのほか少し前に流行ったレモン塩(レモンソルト?)を作り、それをバスソルトとして使う方法もあります。こちらは塩による効果も期待できるので一石二鳥かもしれません^^ 煮沸消毒した瓶に塩とレモンを交互に入れて数日に一回馴染むように容器を振るだけなので、そんなに手間もかからないですしね。

 

【レモン風呂の注意点】

レモンは強酸性のため肌への刺激があります。かつて輪切りにしたレモンパックが良いと言われた時期もありましたが、すぐに“止めるべし”という意見が主流になったことも一部では有名ですね。これも皮膚刺激が強くダイレクトにつけると炎症の原因になるため、またこの刺激から肌を守ろうとしてシミなどの原因にもなりかねないためです。

 

レモン風呂の場合はお風呂に入れる=水でかなり希釈されているので馬鹿みたいに入れなければ問題ないと言われていますが…肌の強さ・耐性は人それぞれ。肌が弱い・敏感肌・肌荒れしやすいという方は使用を控えるか、ごく少量入れる程度にしましょう。そこまで心配がないと思っている方でもはじめはパッチテストをして、少量から開始するようにして下さい。

 

もう一つレモン風呂の注意点として、レモンには光毒性のある成分が含まれているということが挙げられます。レモンを肌に付けた後に日光などの紫外線を浴びると、紫外線の吸収力を高まってしまい炎症やシミの原因となる恐れがあります。爽やかな香りで朝にピッタリと思いがちですが、夜など使用後に紫外線を浴びる心配がないタイミングのほうが適していると言えるでしょう。

 

【面倒なら精油でも可】

より手軽な方法としてレモン精油をバスオイルとして利用するという方法もあります。レモンに期待される働きのいくつかは芳香(精油成分)によるものなので、精油を活用しても冷え性軽減効果が期待できるのだそう。ただし下でもうちょっと詳しく書きますが、レモン風呂が冷え性にも良いと言われるのは精油成分だけではなくポリフェノールなどの働きもあります。精油のほうが芳香成分は濃縮されているのでどちらが優れているかは不明ですが、レモンをそのまま使うのと全く同様ということではありません。

また精油の方が紫外線に反応して炎症やシミを起こしてしまう成分(ベルガモテンなど)も多いと考えられます。入浴ほか肌への使用をメインに考えている場合は予め“ベルガモテンフリー”と書かれている精油を購入した方が無難でしょう。

…ついでに個人的な感想ですが、レモンの精油ってものすごく香りが抜けやすいのです。買ったものが悪かったのか開封して2ヶ月位で薄っすらしてました。レモン塩は5年位日持ちがするとも言われていますから、長持ちすると思われます。マニアックなハーブとか季節限定品ではなく通年スーパーで買えるものなので、レモンそのものを活用する方が個人的にはおすすめです。

 

レモン風呂に期待できる働き

【血行促進&保温】

レモン、特に果皮の部分にはポリフェノールの一種“ヘスペリジン”や精油成分が多く含まれています。ペスペリジンは毛細血管の強化や血行促進作用が認められている成分で、入浴剤や化粧品などにも使われている成分。またレモンの精油成分はリモネンやシトラールなど血行促進作用が期待できるものの割合が多いので、相乗して血液循環を促して体をしっかりと温めてくれると考えられています。

 

柚子湯陳皮(ミカン)などの柑橘類を入浴剤にすると血行促進や冷え性対策に良いとされるのも、ヘスペリジンや精油成分の働きによるところが大きいのだとか。成分比率が違いますが、レモンも同じような成分を含んでいるため体を温めたい時に適していると考えられています。精油成分が肌をコーティングしてくれることで、湯冷めしにくいという効果も期待できますよ。

 

【美肌・美白】

レモンに含まれているクエン酸は古い角質や毛穴の汚れなどを取り除くピーリング効果があると言われています。レモンというとビタミンCが多いからアンチエイジングやシミケアに良いという印象を持たれがちですが、実はビタミンCは酸化しやすいうえ外側から塗っても皮膚に浸透しにくいという性質があります。化粧品などに配合されているのは“ビタミンC誘導体”というものが多いですよね。

 

そのため外用でレモンが美白に良いと言われるのはビタミンCの働きよりも、クエン酸によるピーリング効果+ペスペリジンによる血行促進作用によって肌の代謝が良くなるためと考えられています。肌の代謝が良くなるとターンオーバーが促されシミが薄れていきやすくなる、ということですね。ただしピーリング作用はやりすぎると皮膚を無理やし剥がしてダメージを与える危険性もあるので、ゴシゴシこすったりはしないようにしましょう。

 

【ニキビ・体臭予防】

レモンにはクエン酸や精油成分のリモネン・シトラールなど抗菌作用を持つ成分が多く含まれています。加えて収れん作用によって皮脂分泌を抑制する働きや、クエン酸のピーリング効果によって毛穴の皮脂汚れを綺麗にする働きも期待できます。余分な皮脂を抑えて皮膚を清潔に保つことで、ニキビ予防にも役立ってくれるでしょう。脂性肌の方にも適しています。そのほかレモンの精油成分には消臭作用があるともいう説もあり、体臭予防(デオドラント)にも良いと言われています。

 

【ストレス軽減】

こちらは主にレモンの香り・レモンに含まれている精油成分に期待される働きとなります。スッキリ爽やかな香りはリフレッシュ効果が高いとされていますし、気分をスッキリさせることで気持ちの落ち込みを軽減する働きもあると言われています。またレモンの香りを漂わせた室内で仕事をしたほうがミスが少ないという実験結果もあり、集中力ややる気を高める働きについても期待されています。

 

レモンの香りというと車の芳香剤などにも使われており“活動時中の香り”というイメージがありますが、成分的にはリラックス効果があるとされるリモネンの方が含有率は高いのだそう。このためひたすら刺激して頭を冴えさせるというようなものではなく、リラックス&リフレッシュ効果によって気持ちを落ち着ける働きがあるとされています。何となく気分が重い時や、仕事などで嫌なことがあった日にも良さそうですね。

 

【そのほか】

レモンに含まれている精油成分は抗菌・殺菌作用を持つものが多く、レモンを入浴剤として利用すると体を温めることにもなります。このためレモン入浴は風邪予防にも良いとされています。リフレッシュ作用や血行促進から疲労回復をサポートしてくれるとも言われていますから、疲れたり弱ったりしている時にもサポートしてくれるかもしれません♪

参照:冷えの改善にも美肌にも嬉しいレモン風呂

 

直接的に私達の身体にどうこうというものではありませんが、レモンに含まれているクエン酸が水垢を付きにくくしてくれるので更湯よりもお風呂掃除が楽になるとも言われています。残り湯で鏡磨きとかすると良いかも。…我がボロアパートメントの鏡には何をしても無駄ですが;

 

レモンの香りは爽やかというか、個人的に涼やかなイメージなのでこれからの時期に良いかなと思います。国産レモンの旬は冬~春くらいなので、良さそうな実感が湧いたら来年レモン塩を作ろうかなぁなんて気の早いことを考えたりしたり。この前頂いたのが美味しかったので、お風呂用っていうか普通に調味料としても作りたい(笑)

 

| 2017年09月09日 | バス&アロマ | trackbacks(0) |

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