爽やかで上品な香りのカルダモン、冷えケアにも役立つ?

ショウガブームに始まり、すっかり生姜が冷え性女性の味方として定着したような気がしています。生姜紅茶や生姜ココアなど冷え性軽減に生姜を使った飲み物も多く紹介されていますが、、如何せん飽きる(苦笑)シナモンを入れたり、駄目なのは分かっているけれどコーヒー止められない人種として“ブラックペッパーコーヒー”を飲んだりしているものの、もっとバリエーションは無いのかと探したところヒットしたカルダモン。

 

カルダモンとは

ガラムマサラやカレーなどインド料理に使われるスパイスの一つとして知られているカルダモン。恥ずかしながらスパイスやハーブなどに興味のなかった頃は「カレーっぽい臭いのする香辛料でしょ」と思っていたのですが、サッパリとしてカレーとはかけ離れた香りでした。それもそのはずカルダモンは“スパイスの女王”その香りは“高貴な香り”とも称され、精油はオリエンタル系の高級香水の原料としても使われているのだとか。

カルダモン自体もスパイスの中ではややお高めですし、田舎住まいだからかなかなかホールで売っているお店を探すのが大変だったりします^^;

 

で。

カルダモンってナニモノかと言うと、植物分類的にはショウガ科に分類されるのだとか。原産はずばりインド〜スリランカあたりの地域で、インドでは紀元前から生薬・スパイスとして活用されていたそう。現在でもインド伝統医学のアーユルヴェーダで取り入れられているそうですし、地続きの中国でも生薬の一つとして利用されています。ちなみに生薬名は「小豆蒄(しょうずく)」と言い、カルダモンの和名も同じく小豆蒄とされています。小豆の仲間のようで紛らわしいですが、ショウガの仲間です。

 

原産地の西側、古代ギリシアや古代エジプトでも宗教儀式の際の薫香用・解毒薬の材料などに用いられたのではないかと考えられています。ただし古代ヨーロッパではショウガ科のハーブをまとめて呼んでいたため、カルダモンなのかどうかはハッキリしていないそう。明確にカルダモンと分かる記録は12世紀以降と言われています。

そのほかバイキングがトルコから持ち帰ったという逸話もあり、現在でも北欧(スウェーデンなど)地域ではカルダモンが親しまれているそう。シナモンロールにもカルダモンが使われていることが多いようですし、焼き菓子にも多用されているようです。

カルダモンと冷え性ケア

カルダモン、東洋医学での生薬「小荳蒄」は温性=やや身体を温める性質があるとされています。生薬としては「芳香性健胃剤」として扱われることが多く、、血行促進に良い・発汗作用があるとする説も多いようです。あまりどの成分がどうという説明はされていないのですが、精油成分の1.8-シネオールなどに血行促進作用が期待されていますから、香りよる働きが大きいのではないかと思われます。

 

胃薬としての効能になりますが、余分な水分を取り除く・冷えから起こるお腹の不調に良いと言われていますので、派生して冷え・むくみケアにも効果が期待されているようです。ショウガ科の植物であるということも期待されるポイントかも。また北欧のシナモンロールでもそうですが、シナモンやジンジャーなど代表的な“体を温めるスパイス”との相性が良いのでブレンド用としても使われています。

 

熱を冷ます(体温)を下げるという表記もありますが、これは発汗・利尿作用があるため解熱剤として使えるということのようです。風邪をひいた時のケアや暑い地域に適しているのだそう。はっきりとした成分や働きはわかりませんが、冷えが気になる時に少量取り入れるくらいであれば身体を冷やすという心配は少なさそうです^^;ただし大量に摂取すると逆効果になる可能性もありますので、カルダモンメインというよりはスパイスとして少量使うのが無難かと。

 

ところでこのカルダモン、お料理が得意な方は使いまわせそうですが、和食中心の方やあまり香辛料を使い慣れてない方はちょっと扱いに困る存在かもしれません。カルダモンシュガーとして使われることもあるそうで、お菓子と相性が良いと言われているようですが…自分がお菓子作らないので何とも言えませんm(_ _)m

私は鶏肉を焼くときとか、塩味ベースの野菜炒めの時に使いますが、あまり料理が得意じゃないのでちょっと持て余していたり。。で、結局コーヒーや紅茶にちょっと振りかける方式で落ち着きました。

 

中近東で飲まれているカルダモンコーヒーは有名ですね。正式にはカルダモンを煮出したお湯でコーヒーを入れるそうなんですが、面倒なので上からかけても良いと思います。カルダモンコーヒーにするとコーヒーのカフェインを解毒してくれる・体を冷やす作用を中和してくれるという説もあるようなので、ちょっと期待してます。

そのほかマサラチャイにも使われるそうなのでミルクティーに入れても美味しいのかも。ネットでざっくりと調べた限り、単体で使うよりもチャイやスパイスココアなど複数のスパイスで使うことが多いようですね。カルダモンを煎じた“カルダモンティー”という方法もあるようですが、結構お高めのスパイスなのでシングルで使う勇気はなく(貧乏だからねw)。好き嫌いはありますが、個人的にはものすごく好きな香りなのでカルダモン紅茶がお気に入り。生姜紅茶に飽きてきた頃に使っています(笑)

 

そのほか期待できる効果

胃腸の調子を整える・口臭対策

薬効を期待して利用する場合には上でも紹介した「芳香性健胃剤」=胃もたれや消化不良などの緩和、もしくは駆風薬としてお腹のハリ・腹痛の軽減がカルダモンの主な効能とされています。精油成分が消化液の分泌を促してくれるので、食前に飲むと食欲増進に・食後に飲むと消化促進に役立つと言われています。ちなみに疲労回復や強壮に良いとされるのも消化を助けて栄養をしっかりと補給できるようになる…というところが大きいようです。

 

北欧ではカルダモンを食後に噛む風習があるそうですが、これは胃もたれを予防するとともに食べ物・お酒などの臭いを消す口臭対策も兼ねているのだとか。カルダモン自体に消臭作用を持つ成分が含まれており、消化機能をサポートしてくれることと合わせて口臭予防・改善に役立つと言われています。あらかじめ口臭が気になるものを食べると分かっている時は食前にもカルダモンを噛むようにすると良いそうです。

 

ストレス緩和に

カルダモンの精油成分の中にはリナロールなど気持ちを落ち着かせてリラックスさせる働きを持つ成分が含まれています。カルダモンを摂取するとストレス改善効果が見られたという報告もあるそうですし、カルダモンの精油はリラックスやリフレッシュなどメンタルケアにも取り入れられているようです。

 

お腹の調子は精神状態にも左右されやすいですから、ストレス性の胃痛や過敏性腸症候群などにも良いと言われているのは消化機能活発化だけではなくストレス緩和効果も期待できるためたと考えられます。また冷え性もストレスによる自律神経の乱れと関係していますから、精神的な面からも冷え性緩和に役立ってくれるかもしれませんね。

 

喉・鼻の不快感に

カルダモンの香り成分は抗菌作用や抗炎症作用が期待されているため、喉の痛みや咳・鼻水・鼻詰まりなど呼吸器系の不快感の軽減にも役立つと考えられています。中近東では風邪の初期症状時に飲むお茶としても定番なのだとか。信憑性は定かではありませんが、花粉症の軽減に良いという説もあるようです。

参照:カルダモン|ハーブ・期待できる効果効能紹介

 

好きな人はドハマリしそうな香りのカルダモン。かつて一からカレーを作ってみようと買った余りがあったので、使い道ないし(…)と取り入れて見ています。冷え性改善効果は不明ですが、好きな香りではあるので気分転換には役立っていたりします。パウダーのものを使っているのでシナモン同様に溶けないのが難点ですが。

 

マウスを使った実験では肥満予防(脂肪蓄積予防)効果があったという報告もなされているのだそう。気分転換だけではなく冷え性軽減やダイエットサポートにも役立ってくれたら良いなぁ…。

 


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