旬のかぼちゃ…果肉は勿論、種も冷え性改善に使えたりw

栄養豊富で緑黄色野菜の代表野菜の1つにも数えられるカボチャ。
昔は冬場のビタミン補給源として欠かせない存在だったようです。今でこそハウス栽培者などもあり一年中流通していますがハロウインや冬至かぼちゃでお馴染みなことも合わせて、カボチャは“秋〜冬”の食材というイメージを持っている方も多いのでは無いでしょうか。

カボチャはβカロテンを筆頭としたビタミン類をはじめ食物繊維やカリウム・鉄分など女性に嬉しい栄養成分を豊富に含む、健康維持・美容に嬉しい野菜の一つとして現代でも多くの方に支持されている存在です。冷え性の改善という点から見るとビタミンE含有量が非常に高いため毛細血管拡張作用で末端冷え性の改善、βカロテンと相乗しての抗酸化作用で血流をスムーズにしてくれる働きがあることなどがメリットと言えます。

⇒カボチャについてはこちら

 

カボチャの種の使い方について

カボチャ(果肉)は栄養豊富で冷え性改善にも効果が期待できる食材ですが、実はカボチャを下ごしらえする際に生ゴミ行きになっていたりする「カボチャの種」も非常に栄養価の高い食材として注目されています。おつまみコーナーで売られていたり、グラノーラなどに入っていたりするので“カボチャの種(パンプキンシード)”を見たことがある・食べたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

でも食品として利用されているカボチャの種は緑がかった色で、かぼちゃを切った時に出てくる白っぽい種とは別物の様に見えますよね。実はカボチャの種(白い部分)の内側に食べられる部分があるので、ちょっと一手間かけることで捨てちゃうカボチャの種を再利用することが出来ます。今まで勿体無いことしてた…かも…!

カボチャの種の作り方・食べ方としては、

  1. カボチャのワタの中から種を取り出し、水で綺麗に洗う
  2. 水気をとって表面がパリパリになるまで乾燥させる
    (天日干しであれば数日・面倒なら電子レンジなどで)

基本的にはこの2工程で、後はハサミなどを使って表面の皮をむけば食べることが出来ます。

剥いた後に軽く塩を振ってフライパンなどで炒めると香ばしさがアップしてより美味しくなります。売られているのは大体この状態になっていますね(※市販品の多くはペポカボチャという外側の殻のない品種のものを使っているそうです)。

 

カボチャの種は貧血・冷え・むくみに

このカボチャの種ですが漢方では「南瓜仁」もしくは「南瓜子」と呼ばれ、消化機能改善・水分代謝正常化(むくみなど)や低血圧などに生薬として利用されているそう。ちなみに性質は温性寄りの平性とされています。漢方の考え方だけではなく、栄養価的に見ても冷え・むくみなど女性が抱えがちな不調緩和に役立つ栄養素を含んでいます。

カボチャは鉄分が比較的多い野菜(0.5mg/100g)ですが、カボチャの種は100gあたりで見ると6.5mgとケタ違いの鉄分を含んでいます。種を100g食べることはありませんが、カボチャの種を8g位を食べるだけでも果肉100g分に相当する鉄分を補給することが出来ます。

ナッツ・シード類は野菜・果物類よりも全体的に鉄分含有量が高い傾向にありますが、カボチャの種はその中でもトップクラスに入る鉄分含有量。同じく生薬として利用されている松の実(松子仁/海松子)も貧血改善に優れた食材として薬膳などにも取り入れられていますが、実は同グラムで比較した場合にはカボチャの種の方が鉄分含有量は多くなります。

 

加えてカボチャの種は赤血球膜を丈夫に保つ働きがあり不足すると貧血の原因にもなる亜鉛利尿効果があるカリウムやビタミンE(γトコフェノール)正常な血液・リンパ液の循環をサポートするマグネシウムなども豊富に含まれています。またマグネシウムは補酵素として代謝をサポートしている栄養素でもあります。そのほかに体温調整や神経伝達などにも関係している存在ですから、不足なく補うことで代謝や体温調節機能などの乱れを防ぐことにも繋がってきます。

むくみと冷えは複雑な関係で、冷えているからむくみやすい・むくんでいるから冷えやすい両方のケースが考えられます。カボチャの種は排尿障害に良いとされるほど泌尿器系トラブル緩和に効果が期待されている食材ですし、血液不足の緩和や血行促進によって冷えを緩和する働きもあります。このため“冷え”と“むくみ”のどちらが根底にあって悪化が起こっている場合でもしっかりとサポートしてくれそうですね。

カボチャの種はミネラル含有量が極めて高いので、1日5〜10g程度の摂取でも不足しがちなミネラル補給として役立ってくれるでしょう。特にマグネシウムは5gの摂取であっても26.5mgとなり、カボチャ100g分とほぼ同じ量を補給できる計算になります。

 

そのほかカボチャの種に期待される効果

【ストレスや不眠の緩和に】

カボチャの種にはセロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリンなどの神経伝達物質を合成する際に必要な「トリプトファン」というアミノ酸を豊富に含んでいます。100gあたりのトリプトファン含有量は550mgと全食品の中でもトップクラスに入るほど多く、カボチャの種2gでバナナ1本分に相当すると言われています。

トリプトファンだけではなく、神経伝達物質の合成を助けるマグネシウムや亜鉛などのミネラルの補給源としてもカボチャの種は優れた存在です。このためセロトニンの分泌を高めてストレス緩和や、セロトニンを前駆物質とするメラトニンの合成を促して不眠の緩和などの効果が期待されています。冷え・血行不良の原因としてもストレスなどによる自律神経の乱れが挙げられますから、こちら側からも冷え性改善をサポートしてくれるかもしれません。

強いて言うならばビタミンB6の含有量が少ないので、おつまみ感覚で食べる場合であればピスタチオや海苔・ビーフジャーキーなんかと組み合わせると良いでしょう。

 

【女性ホルモンの乱れや便秘に】

カボチャの種にはポリフェノールの一種である「リグナンが含まれています。このリグナンという成分は胡麻などにも含まれており、女性ホルモンのエストロゲンと似た作用を持つのではないかと考えられています。リグナンの働きはさておき、カボチャの種はマグネシウムや亜鉛などホルモンバランスを整える・神経伝達物質の合成に関わるミネラルを豊富に含んでいます。精神状態の安定も自律神経の乱れから起こるホルモンバランスの乱れ予防に繋がります。
血液循環が良くなることで子宮の冷え緩和も期待できますから、生理痛の緩和にも役立つかもしれません。

便秘の原因としても同じくストレスや血行不良などが挙げられます。自律神経のバランスが整うこと・血行が良くなることから腸が正常に機能するようになってくれるでしょう。またカボチャの種には食物繊維が100gあたり7.3gと比較的多く含まれていますし、便を柔らかくする働きが期待できるマグネシウム量が非常に多いため、より直接的な便通改善効果も期待できます。

 

【老化予防・美肌作りにも役立つ】

リグナンはポリフェノールのため抗酸化作用を持ちますし、その他にもカボチャの種にはβ-カロテンやビタミンEなどの抗酸化作用のあるビタミン、亜鉛やセレンなど抗酸化をサポートするミネラルが含まれています。ビタミン類の補給としてはカボチャ本体を食べたほうが効果的ですが、カボチャ他の種も抗酸化作用によって老化を予防する働きがあると考えられます。またリグナンには抗炎症作用があることから、肌荒れや皮膚炎症の緩和にも効果が期待されています。

参照:【南瓜仁】かぼちゃの種/パンプキンシードの栄養・効果

捨てちゃうのが勿体無いくらいの栄養価を持つカボチャの種。買ってきたカボチャから種をとって使う場合は外側の殻をとるのがちょっと…いや結構面倒くさいですが、エコ的な面からも活用してみようかなぁと思っています←残念ながら食べているのは市販のそのまま食べられるものですw

| 2016年10月09日 | 体温アップ食材 | trackbacks(0) |

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