アンチエイジングで話題のルイボスは冷え性に良い?

クセがあまりなく飲みやすい・ノンカフェインで安心・美容面でも嬉しい効果が期待できる、万能健康茶として人気の高いルイボスティー。同じような存在に「マテ茶」がありますが、若干のカフェインを含むマテ茶よりもノンカフェインでより刺激性の低いルイボスティーは妊娠中の方などにも支持されている存在ですね。

ルイボスティーというくらいなので原材料は「ルイボス」という植物なのは想像がつきますが、ルイボスってどんな植物かというと???な感じの方も多いのではないでしょうか。狭い範囲の比較で申し訳ないですが私は謎の草だと思っていましたし、友人は紅茶の一種だと思っていたそうな(笑)

今回はそんなルイボスティーについてと、冷え性改善にどの辺が役立ちそうかをまとめてみました。

 

ルイボスティーについてザックリと紹介

ルイボスという植物はマメ科の灌木で、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈にのみ自生し、栽培もごく限られた地域でしかなされていない希少な植物なのだそう。わりと手頃な価格で販売されているのであんまり貴重とか稀少とかのイメージはないですが、気候変動でルイボスが消滅する可能性などが報じられたこともあるそう。

原産地の付近に古くから暮らしていたカポイド(コイサン人)の方々は古くからルイボスを叩いて発酵させたお茶を“不老長寿の飲み物”として普段から健康維持のために飲用していたと伝えられています。ヨーロッパ人がケープ地域に入植・植民地化したことで長らく「紅茶の代用品」されますが、20世紀入ったことからルイボスの研究が行われるようになります。

20世紀半ばには健康茶として欧米への輸出が行われるようになり、植物療法の先進国とも言われるドイツが高くルイボスティーを評価したこともあってか、世界的にもルイボスティーの持つ健康効果への注目が高まります。1980年には日本の研究者達によってルイボスティーにSOD様作用(活性酸素を除去するSOD酵素と同様の抗酸化作用)があることが報告され、健康維持の面からも美容面からも注目される存在となります。

近年はより高い抗酸化作用が期待される不発酵の「グリーンルイボス」も製造されていますが、流通量はさほど多くありません。個人的にはグリーンルイボスはティーパックタイプのものを買ったことがあるのですが、出し方が悪かったのか薄味でした。青臭さは感じなかったけど、緑茶をイメージしていたせいか「味がしない」のが嫌で、今のところ普通の焙煎タイプを飲んでいます^^;

ルイボスティーと老化予防(抗酸化)

ルイボスティーが健康茶として注目されるようになったのは、高い抗酸化作用が期待できることが大きいでしょう。先ほど日本の研究者が発見したとご紹介したSOD様酵素(イソビテキシン、ビテキシン、アスパラチンなど)が豊富に含まれていますし、フラボノイド類でルイボス特有の成分とされる「アスパラチン」には高い抗酸化作用だけではなく、抗糖化作用も期待されているそうです。

何故先にアンチエイジングの話かというと、勿体をつけているわけではなくて、本題である「冷え性の緩和・改善」についてもこの抗酸化が関係しているからです。もちろん抗酸化物質だけではなく他にも冷え改善に役立ちそうな成分は色々ありますm(_ _)m

 

【生活習慣病予防】

ルイボスティーは高い抗酸化作用を持つため、活性酸素と脂質が結合して出来る悪玉コレステロール・過酸化脂質の生成を抑制すると考えられています。悪玉コレステロールが増えると血液がドロドロになり血液がスムーズに流れなくなり、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などの原因となります。抗酸化作用によってこれらのリスクを低下する働きがあることに加え、血圧上昇酵素の活性阻害作用や血糖値上昇抑制作用なども報告されていることから、生活習慣病予防と呼ばれる病気の多くの予防に対してルイボスティーは役立つと考えられています。

 

【肌のアンチエイジング】

抗酸化作用は活性酸素によるダメージから肌を守ることにも繋がります。加齢やストレス・紫外線などで増加した活性酸素を抑制することでシミ・シワ・たるみ・くすみ・乾燥などの肌老化症状を予防する働きが期待でき、内側からの紫外線対策としても役立ってくれそうです。また過酸化脂質は血流を妨げるだけではなく、大人ニキビの原因物質とも言われていますからニキビ予防効果も期待できるでしょう。

ルイボスティーにはビタミンCの吸収を助けるフラボノイドの一種ケルセチンも含まれているため、ビタミンCと合わせて摂取することでより高いニキビ予防効果やシミ予防効果に繋がると言われています。

 

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【アレルギー症状の緩和】

ルイボスティーのどの成分が作用しているのか定かではない部分もありますが、ルイボスティーの抗酸化作用はアトピー性皮膚炎・花粉症・アレルギー性鼻炎・喘息など様々なアレルギー性疾患の症状緩和・改善に効果が期待されています。

理由としては抗酸化作用によって活性酸素による免疫力低下、または免疫過剰を抑制する働きがあるのではないかと考えられていることが大きいようです。また炎症を起こすことで活性酸素量が増え悪循環を起こすこと、アトピー性皮膚炎の場合は過酸化脂質が悪化物質と考えられているため、これらを改善することで症状の緩和に繋がるとする説もあります。

 

ルイボスティーは冷え性にも良い?

ルイボスティーに含まれている抗酸化物質(SOD様酵素)は活性酸素と脂質が結びつくことで出来る過酸化脂質・悪玉コレステロールの生成を抑制することで、血液をサラサラに保ったり、血管の柔軟性を保持してくれる働きが期待できます。このことから血液循環の滞りを改善し、血行を良くする働きがあるとされています。

ルイボスには代謝に関わるビタミン・ミネラルが含まれていますから、日常生活における栄養成分の不足や偏りを緩和して低下していた代謝機能を改善する働きが期待されています。また鉄分が豊富とされており、貧血を予防・緩和することからも代謝向上や血行不良改善が期待されています。

多くのお茶には鉄分吸収阻害作用のあるタンニンが含まれていますが、ルイボスティーの場合はタンニン含有量が低いので鉄分の補給を妨げにくいのもポイントです。お茶として飲む場合、鉄分の多くは茶葉部分に残ってしまいますがノンカフェインですので水分補給として摂取すれば鉄分摂取をサポートしてくれるでしょう。

カリウムやマグネシウムはむくみ改善に役立つミネラルですし、マグネシウムには便に水を含ませてスムーズな便通を促す働きも期待できます。余分な水分や老廃物を排泄することからも代謝促進効果が期待できますし、むくみの緩和は冷えの緩和に、冷えの緩和はむくみの緩和に繋がります。加えてSOD様酵素には腸内の悪玉菌や老廃物・毒素の排出を促す働きも期待されていますから、腸内フローラの改善(善玉菌の活性化・増加)による代謝向上にも効果が期待できるかも知れません。

簡単にまとめるとルイボスティーは冷え性改善において

  1. 貧血の改善
  2. 血液循環の改善
  3. 代謝向上

という3つの方面からの働きかけが期待できます。

冷えの直接的な原因としては血行不良(血液そのものの不足/循環不良)と体温を作るために必要な代謝が低いことが挙げられますから、これらの緩和改善効果が期待できるルイボスティーは冷え性の根本改善に役立つと言えるでしょう。

直接的に体を温める唐辛子や生姜のような働きはあまり期待できませんが、体質改善もしくは加齢に伴う血液循環・代謝低下の予防としての働きが期待できます。長期間飲用しても害はないとされていますので、今すぐの冷え性改善というよりも「体質改善に役立つ」と考えて続けてみると良いかもしれません。

【参照】ルイボスティー|ハーブ・期待できる効果効能紹介

 

女性に嬉しい働きも期待できます

【ダイエットサポート】

冷え性の改善についてでも触れたように、ルイボスティーには便秘やむくみの改善、腸内の悪玉菌や老廃物の排出促進(デトックス)、血液循環改善、代謝向上などの働きが期待されています。これらの働きは冷え性の改善だけではなく、ダイエットにも有利に働くと考えられます。ダイエット中はむくみや便秘、ミネラル不足による貧血や体調不良などを起こしやすいので、その予防としても役立ってくれるでしょう。

加えてポリフェノールの一種であるアスパラチンには血糖値の上昇を抑える作用が報告されています。血糖値の変動が穏やかになることでインスリンの分泌が穏やかになる=糖が脂肪として蓄えられにくくなるという流れも期待できますから、食事前〜食事中に飲むことでもダイエットのサポート効果が期待できるかもしれません。

 

【月経トラブルに】

ルイボスティーは妊娠中や授乳中でも飲めるお茶とされているくらいですから、女性ホルモンとして働くような物質や子宮刺激成分は含まれていません。しかしSOD様酵素によるストレス緩和・抗酸化作用や、ホルモンバランスに関わる亜鉛などのミネラルを含んでいることから生理不順やPMS(月経前症候群)・更年期障害の緩和に役立つと考えられています。カフェインの過剰摂取はホルモンバランスを崩すことも指摘されていますから、コーヒーや緑茶とルイボスティー置き換えることでカフェイン摂取量が減少するというメリットもあります。

また生理痛を起こす原因として子宮内膜を剥がして経血として排出させる働きがある「プロスタグランジン」という物質が知られていますが、プロスタグランジンが子宮を収縮させる際に活性酸素が発生することで痛みが強くなるという説もあります。このため抗酸化物質が豊富なルイボスティーは生理痛の軽減効果が期待されていますし、体を温めることからも生理痛や腰痛・腰の重さなどの緩和に役立つと考えられます。

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ノンカフェインかつ体を整える働きに優れていることから、妊活中や妊娠中の健康茶として取り入れられているのも納得ですね。女性に限ったことではありませんが、ルイボスティーに含まれているフラボノイド類の中には高い抗ストレス作用が認められているのもあり、ストレス性の不調や不眠緩和についても効果が期待されているのだとか。

薬ではないので殆どの人に効果があるというわけではありませんが、デイリーに飲めて心と身体のバランスをサポートしてくれるお茶として取り入れてみても良いのではないかと思います。飲み始めて数ヶ月くらいですが、むくみには良いような気がしています。夏になっちゃったから冷えに良いのかは正直判断つかないですけど^^;

| 2016年09月24日 | ホットドリンク | trackbacks(0) |

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