女性に優しいハーブ、アンジェリカとは?

生理前になると自分のめまいに酔ってグロッキーな感じになる管理人です。一時期婦人科にも行ったものの改善せず、婦人科医との相性が悪く憂鬱だわで…よく考えたらそれが冷え性改善とか、ハーブなど“民間療法”と呼ばれる類のものに足を踏み込むきっかけになっているのかもしれない。まぁ前世とか霊とかそっち系には行かなかったし、食べ物系に関しても「結局は自分に合うかどうかよね」っていう開き直り(?)の境地ですが。

 

で、多分そこまでメジャーでは無いものの“女性系トラブル”で検索するとよくヒットする「アンジェリカ」というハーブ。女性系なだけにホルモン様作用というものが大きいようですが、冷え・むくみにも良いと言われているので紹介します。

 

アンジェリカとは?

アンジェリカは和名を“セイヨウトウキ(西洋当帰)”と言う、セリ科シシウド属の植物です。名前の通り漢方の生薬として使われる当帰(トウキ)と同属で、そのほか生薬では白芷(ビャクシ)、より身近な植物としては青汁でお馴染みの“明日葉”も同属の植物です。セリ科全体で見るともっと色々なハーブ・生薬がありますから、世界的に古くから民間医薬として利用されてきたグループと言っても過言ではないのかも。

 

和名に“西洋”と付けられているように、アンジェリカは北欧〜東欧あたりに自生する植物です。学名はAngelica archangelicaと言い、属名と呼び名に使われている「Angelica(アンジェリカ)」というちょっぴりファンタジー感のある(?)名前もラテン語の天使に由来しています。種子名のarchangelicaは大天使を意味しているそうで“大天使が修道僧に疫病除けの草として教えた”という伝説が元となっているのだそう。その関係か“Angel glass(天使の草)”や“Holy Spirit Root(精霊の根)”など、ますますファンタジーというか…もはやゲームのアイテムみたいな別名もあります。

 

東洋(漢方など)では近縁種の当帰が古くから用いられてきましたが、こちらのアンジェリカもヨーロッパでは長らくハーブとして親しまれてきたそう。名前の由来となった伝説が先だったのか、古くからそう使われていたから伝説が出来たのかわかりませんが、宗教的にも悪霊を払う神聖なハーブとされ大切にされていたようです。中世頃にも修道院の薬草畑などでも積極的に栽培されていたハーブの一つで、修道院発祥とされる薬草系リキュールのシャルトリューズやベネディクティンにも使われています。

 

ちなみに神聖なハーブ・薬用植物と言うと敷居が高いようにも感じますが、原産地とされる北ヨーロッパあたりでは普通に野菜としても食べられているようです。日本では「フキ」が原料として使わてれいることがほとんどのようですが、製菓原料として使われている“クリスタルアンゼリカ”も元々はアンジェリカ(セイヨウトウキ)の茎を使ったものなのだのとか。ケーキとかクッキーにのっている、あの緑のグニュッとしたやつですね。

爽やかで上品な香りのカルダモン、冷えケアにも役立つ?

ショウガブームに始まり、すっかり生姜が冷え性女性の味方として定着したような気がしています。生姜紅茶や生姜ココアなど冷え性軽減に生姜を使った飲み物も多く紹介されていますが、、如何せん飽きる(苦笑)シナモンを入れたり、駄目なのは分かっているけれどコーヒー止められない人種として“ブラックペッパーコーヒー”を飲んだりしているものの、もっとバリエーションは無いのかと探したところヒットしたカルダモン。

 

カルダモンとは

ガラムマサラやカレーなどインド料理に使われるスパイスの一つとして知られているカルダモン。恥ずかしながらスパイスやハーブなどに興味のなかった頃は「カレーっぽい臭いのする香辛料でしょ」と思っていたのですが、サッパリとしてカレーとはかけ離れた香りでした。それもそのはずカルダモンは“スパイスの女王”その香りは“高貴な香り”とも称され、精油はオリエンタル系の高級香水の原料としても使われているのだとか。

カルダモン自体もスパイスの中ではややお高めですし、田舎住まいだからかなかなかホールで売っているお店を探すのが大変だったりします^^;

 

で。

カルダモンってナニモノかと言うと、植物分類的にはショウガ科に分類されるのだとか。原産はずばりインド〜スリランカあたりの地域で、インドでは紀元前から生薬・スパイスとして活用されていたそう。現在でもインド伝統医学のアーユルヴェーダで取り入れられているそうですし、地続きの中国でも生薬の一つとして利用されています。ちなみに生薬名は「小豆蒄(しょうずく)」と言い、カルダモンの和名も同じく小豆蒄とされています。小豆の仲間のようで紛らわしいですが、ショウガの仲間です。

 

原産地の西側、古代ギリシアや古代エジプトでも宗教儀式の際の薫香用・解毒薬の材料などに用いられたのではないかと考えられています。ただし古代ヨーロッパではショウガ科のハーブをまとめて呼んでいたため、カルダモンなのかどうかはハッキリしていないそう。明確にカルダモンと分かる記録は12世紀以降と言われています。

そのほかバイキングがトルコから持ち帰ったという逸話もあり、現在でも北欧(スウェーデンなど)地域ではカルダモンが親しまれているそう。シナモンロールにもカルダモンが使われていることが多いようですし、焼き菓子にも多用されているようです。

月経トラブルだけじゃない、サフランは冷え性にも良い

香辛料として知られているほか、月経不順・生理痛・PMS(月経前症候群)など女性特有の不調がある方ならその方面で耳にしたことがあるかもしれないサフラン。かくいう私も冷えとり目的ではなく生理前の鬱っぽさを何とかしたいと思ってネットサーチしていて発見したのがきっかけです。

PMSに良いからと取り入れて見たんですが、なぜ生理前の不調や生理痛・月経不順に良いと言われるのかをちゃんと調べてみたら、その根底には「体を温める」働きがあることがわかり、ちょっと見直した次第です(残念ながらまだ期間が短いのか、不定期摂取のせいか、PMS緩和効果はさほど感じていないです)。
 

サフランとは

日本で最も良く知られているサフランの使い方は、おそらくサフランライスやパエリアでしょう。香辛料というよりは天然の黄色着色料というイメージの方が私は強いです。市販のパエリアミックス(シーズニング)はサフランだと高価なのでターメリックやパプリカ色素を着色剤として入れているものがほとんどだったりしますが笑
 
↓パエリア

サフランは人類との関わり・歴史の古い植物です。原産地は定かではありませんが地中海沿岸ではないかとする説が有力で、紀元前からエジプト〜ヨーロッパで染料・香料・薬用として用いられています。薬用として見ても、サフランは古代エジプトの世界最古の薬物書「エーベルス・パピルス」に記録されています。
ギリシアやローマでも高級染色料として重宝されたほか、胃薬・精神安定剤・月経促進剤のような形で用いられていたと考えられています。「医術の父」ヒポクラテスもリウマチや痛風の治療にサフランを利用したと伝えられています。

中国では16世紀頃から用いられるようになり、日本にも江戸時代に生薬として伝えられました。薬用として用いられる(漢方薬などに配合される)ことは少なくなっていましたが、近年の自然派志向や薬効が見直されたこと、美容面への有用さが報告されていることなどから再び注目されるようになってきています。
 

サフランと冷えとりの関係

サフランの香り成分「サフラナール」は少量でも体を温める作用・発汗促進作用があると考えられています。また色素成分であるβ‐カロテンやクロシンなどのカロテノイド類には高い抗酸化作用があり、血中コレステロールなどの酸化を防いで血液をサラサラにすることで血液循環改善効果が期待出来ますき

芳香成分と色素成分の効果が相乗することで高い血行促進・体を温める働きを発揮すると考えられることから、サフランは冷え性の改善や冷え・血行不良による痺れ・肩こり・頭痛の改善などに用いられています。
 

サフランと女性の不調

サフランは古くから鎮静・鎮痛・通経などの効能が知られ、生薬「バンコウカ(番紅花もしくは蕃紅花)」として、主に月経不順など婦人病の薬として漢方で用いられてきました。日本薬局方第二部にも収録されています。

風邪予防と冷えとりにクローブを

一時期唐辛子やショウガを摂取するようにしていたんですが、よくネット・雑誌上で見るほどの「超ポカポカ」感はあまり感じされず、最近はどちらかというとスパイスをよく使うようにしています。定番はシナモンコーヒー(コーヒー控えろって説もありますが、無理なので…)もしくはシナモンミルクですが、そのほかにも温まる系のスパイスをいろいろ試しています。

もちろん個人差はあるでしょうが、私の場合はスパイス+サプリを取り入れている今が一番冷え性が落ち着いているようです。寒いし冷たいけど、感覚がないとか痺れるとかって状況まで至ることはなくなりました^^;
ついでにハーブ・スパイスに詳しいってデキる人っぽいという、ちょっとミーハーな願望もあり楽しく色々試しております。

クリスマス〜年明けくらいによく見かけるクローブ。ヨーロッパでもアジアでも冷え解消に役立つことが古くから知られていたスパイスです。
 

クローブとは

丁子(ちょうじ)、丁香(ちょうこう)、百里香(ひゃくりこう)など様々な名前で呼ばれるクローブ。インドネシア・モルッカ諸島原産のフトモモ科常緑樹で、名前の由来ともなっている釘に似た形のつぼみ(花蕾)部分を利用しています。3500年以上前から利用されていたと考えられているハーブで、日本にも5〜6世紀頃に伝えられています。シナモンなどと同じく、正倉院の宝物の中に貴重な薬として入っているのだとか。

クローブは日本でそこまでメジャーなスパイスとは言い難い存在ですが、実はインドのガラムマサラや、ウスターソース・ケチャップ類の主要なスパイスの一つ。料理に使った記憶がなくても知らずに食べている可能性が高いです。香りは甘さを含みスパイシーですが、どこか柑橘系を思わせる爽やかさも含まれています。

日本ではあまり馴染みがないですが、ヨーロッパではオレンジなどの果物にクローブを刺したポマンダー(フルーツポマンダー)がというもともとは中世に魔除け・病気予防として作られていたものだそうですが、現在はインテリアや芳香剤・防虫剤としての利用が主です。

知ってるようで知らない「ヒハツ」の秘密

最近「冷えとり」「温活」「ダイエット」など様々な分野で見かけることが多くなった「ヒハツ」。ヒハツという名前は見慣れてきたし、体を温めるものなんだろうなぁ…というのは何となくわかるけど、ヒハツが何者かとなるとクエスチョンマークが浮かびます。
ヒハツとは何者か、何故注目されているのかを調べてみました^^;

 

ヒハツとは

ヒハツは漢字で書くと「畢撥」。コショウ科に属す蔓性の常緑木本こと、もしくはその果実のことを指します。学名はPiper longum。ナガコショウ(インドナガコショウ)と呼ばれることもあり、英語でもロングペッパー(long pepper)と呼ばれています。
ちなみに沖縄あたりで「ひはち」と呼ばれているのはヒハツモドキという近縁種ですが、発汗作用や新陳代謝を促す作用があるようです。
実はヒハツは人間との付き合いがとても古い香辛料。原産は東南アジアと考えられていますが、早い段階でヨーロッパにももたらされ一時期は黒胡椒よりもメジャーな「piper」だったのだそうです。大航海時代になるとヨーロッパでの需要は廃れていきますが、アジア圏では香辛料や薬として用いられており、日本では昨今の「冷えとり」ブームで急遽スポットライトを浴び認知度をぐんぐん伸ばしている模様です。

【伝統医学での効能】
インドの伝統医療アーユルヴェーダでヒハツは消化不良時、食欲減退時時に良いとされており、長寿を促す強力な薬草ともされています。ヒハツの根の部分も解毒薬として用いるのだとか。
中国医学の漢方の生薬としても用いられ散寒、健胃、鎮痛、止瀉の効能があるとされており、冷えからくる嘔吐・腹痛・下痢、そのほか頭痛や歯痛の痛み止めとして利用されます。
 
温活宣言

実は万能! 八角(スターアニス)は冷え取りにも役立つ

シナモン(桂皮)やペッパー(胡椒)など、スパイスには体を温めてくれるものがたくさんありますが、なかなか手を出しにくいスパイス「八角」。中華料理のレシピでたまに見かけますが使い方がイマイチわからないアレですね。八角っていう名前もちょっと厳つくて、漢方臭い苦味がありそうなイメージじゃないですか?
 

八角と冷え性改善について

八角は「八角茴香(はっかくういきょう)」や「大茴香(だいういきょう)」という名前で漢方の生薬にもなっている成分。アロマに興味がある方なら「スターアニス」という名前の方が馴染みがあるかもしれません。その名前のとおり、ちょっと可愛らしい八角状の星形をしています。インテリア替わりにもなるんだとか^^

八角には柑橘系の成分でお馴染みの「リモネン」が含まれています。

冷え性改善&代謝アップに胡椒が役立つワケ

わりとメジャーなスパイス「コショウ」学食とか社食にもありますよね。
胡椒の効果というと、一時期減塩の助けになるともてはやされていた位しか思いつかなかったんですが、冷えにもダイエットにも役立つ模様です。
 

胡椒も元々は薬だった

胡椒の原産地はインド。紀元前3000年頃からすでに薬・香辛料に使われていたと考えられています。
奈良の正倉院に収められている「種々薬帳」という薬事典のようなものにも胡椒の記述があります。当時日本が影響を受けていた中国でも漢方薬として使用していますから、薬として渡来した可能性が高いと思われます。胃を温める作用から冷えによる腹痛・下痢、食欲不振などに用いられます。


ちなみにコショウは

  • 成熟前の実を乾燥させてたもの⇒ブラックペッパー
  • 熟成した実の皮を取り除いて乾燥したもの⇒ホワイトペッパー
  • 未成熟で緑色の実をもちいたもの⇒グリーンペッパー

と製法によって色と風味が変わります。

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