冬に嬉しい“日本酒入浴”は温め・保湿・美白と三拍子揃い

手先の冷えが本格化してきた冬場になるとちょっと恋しくなりるのが日本酒風呂。ギンギンに体が冷えていると体が温まるより早くお湯が冷めるんですが(私だけ?)、個人的な体感では日本酒風呂だと湯船に入ってから体が温かくなるまでの時間が塩やにがりよりも短いような気がします。ちなみに市販されているメジャーな発泡入浴剤とかはお湯だけよりも温まっているのか分からない人ですw

特に酒好きというわけでもないので気温の高い夏はあまりやりたく無い反面、冷えが悪化してくると日本酒の出番ですねと心のなかで呟いたり。家でお酒飲まないので、ひたすら入浴材用に安い日本酒をちら見している最近です(笑)

 

日本酒風呂=美容入浴方法?

日本酒風呂といえば「藤原紀香さんや長澤まさみさんの美肌(美貌?)の秘訣」という冠言葉付きで紹介されることも多いので、美肌効果がある入浴法という印象が強い方が多いのではないかと思います。

日本酒の美肌効果は古くから知られていたそうで、古くは舞妓さんが余った日本酒を化粧水代わりに使っていた・化粧水代わりに付けてシミが対策にしていたという話もあります。現代でも「日本酒を作る職人(杜氏)さんの手は綺麗」という話もよく耳にしますね。また手作り化粧水のレシピで精製水の代わりに日本酒を使ったものも多くありますし、お酒メーカーさんが出した化粧品も結構人気なのだとか。

日本酒風呂が美肌作りに役立つとされているのはいくつかの成分・働きが考えられます。大きく2つに分けてご紹介します。

 

【保湿効果】

日本酒に含まれているオリザブラン(米ぬかエキス)・αGG(アルファ・グリコシル・グリセロール)などは保湿成分として化粧品などにも利用されている存在です。またアミノ酸も水と結合する性質が強いため肌表面の水分を保持することで潤いを保ってくれる働きがあります。このため日本酒を入れたお風呂に入ると湯上がりの肌がプルプル・モチモチに感じたり、しっとり感が長続きするそうです。

さら湯に入った後すぐに保湿しないと乾燥が…という方も居ますが、日本酒風呂は湯上がりもコーディングされたような状態になっているので乾燥肌ケアに最適なのだとか。シャワーなどで淡い流してしまうと保湿効果も半減するので、乾燥肌の方はそのまま上がったほうが良いでしょう。ちなみに日本酒のアミノ酸含有量は赤ワインの約10倍とも言われていますから、乾燥肌が気になる方は赤ワイン風呂より日本酒風呂がオススメです。

 

【美白・ハリ向上】

日本酒にポリフェノールが含まれているというイメージがない方もいらっしゃるかもしれませんが、実はフェルラ酸」という強い抗酸化作用が期待されるポリフェノールも含まれています。また保湿効果がある成分として紹介したαGG(アルファ・グリコシル・グリセロール)はヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促す作用があるという報告もなされています。フェルラ酸とαGGが相乗して働くことで紫外線・ストレスなどによる活性酸素発生を抑制し、肌の酸化=シミ・シワ・たるみなどの老化現象を予防してくれると考えられます。

加えて日本酒のコウジ酸にはメラニン色素の生成を抑制する働きが報告されているほか、黄ぐすみなどを改善して透明感をアップさせる効果があると考えられています。フェルラ酸の抗酸化作用と合わせてシミ対策に高い効果が期待されていますから、昔の人がシミ消しに日本酒を塗っていたというのも効果を実感した方がいらっしゃったのかもしれませんね。
現時点でさほど肌老化(酸化)が気になっていない方でもコウジ酸による肌の透明感アップや、αGGによる肌のプルプル感やしっとり感アップなど美肌効果が期待できます。またフェルラ酸の抗酸化作用は過酸化脂質生成抑制にも役立ちますから、ニキビ対策にも役立ってくれそうです。

保湿効果によって肌の乾燥がなくなることでも肌のバリア機能が向上し、紫外線などのダメージ軽減・滑らかさやハリの回復などに繋がります。しかし日本酒にはそれだけではなく、より直接的に美白やアンチエイジング効果が期待されている成分も含まれていますから相乗効果が期待できると言えるでしょう。

 

冷え性改善やデトックス効果も期待

日本酒風呂が体を温める働きがある・冷え性の改善に良いとされているのも同様に大きく2つの理由に分かれます。

めぐりの十一源

冷え性対策・風邪予防にタイムが使えるらしい

ハーブとしてはそこそこ以上に名前が知られた存在ながら、デイリーに使うか、キッチンの必需品かと言われるとちょっと首を捻りたくなる存在のタイム(ちゃんとお料理する方とかは、活用してらっしゃると思いますが…)。日本では無くてもさほど困らないくらいのハーブですが、実は風邪予防や冷え性緩和などこれからの時期に嬉しい働きが期待されているハーブでもあるようです。
 

タイムとは

一口にタイムと言っても植物分類上で、イブキジャコウソウ属 (Thymus) に属すものはおよそ300〜400種とかなりの種類があります。鑑賞専用種類やレモンタイム・キャラウェイタイムなど他植物の芳香を持つものまで幅広くありますが、料理用ハーブとして単に「タイム」と言われているものは、ヨーロッパ南部原産のコモンタイム(学名Thymus vulgaris、和名タチジャコウソウ)を指すのが一般的です。

タイムはハーブとしてはかなり歴史のある存在の一つとされており、古代エジプトではミイラ作成用の防腐剤としても利用されていたと言われています。紀元前数年前には“防腐作用がある草”として評価される存在であったと言えるでしょう。ギリシア人は神殿や浴場でお香感覚で焚いていたそうですし、ローマ人は部屋を清めるためにも利用していたのだとか。勿論現在で言う芳香剤のような感覚での利用だけではなく、肉や魚の保存剤としてやお酒の香り付けなどにも利用されていたようです。

また香りや薬効がある植物は何らかの象徴や宗教的な意味合いを持たされる傾向にありますが、タイムも例外ではなく、古代ギリシアやローマでは品位や勇気中世になると勇気や行動力の象徴としても大切にされていたそうです。持ち主に勇気を与えるとして、女性が男性への贈り物としても利用していたそうな。
菌作用などがあっことからペスト対策としても利用されていたそうですし、料理・保存食の作成、蜂蜜を採るための蜜源植物などにも利用されていましたから、精神的にも実用的にもヨーロッパの人々にとっては欠かせない存在だったと考えられますね。

現在では観賞用もしくは肉の臭み消しなど料理用ハーブとしての利用がメインですが、ハーブなどを使った自然療法でも定番の存在ですし、抽出されたエッセンシャルオイルは石鹸・消毒薬・口腔ケア用品などにも配合されているそうです。

 

タイムはハーブの中でも殺菌効果が高い

タイムに期待される効果としては“ハーブ類トップの殺菌・抗ウイルス効果”がよく取り上げられています。特に風邪やインフルエンザが流行る冬なんかに見かけますね。この働きはタイムに含まれている精油成分でフェノール類の「チモール」や「オイゲノール」などが、高い殺菌・抗真菌・抗ウィルス作用を持つと考えられているため。

成分を濃縮したエッセンシャルオイルになると刺激が強くなりすぎて使用に注意が必要とも言われています。ハーブ・お茶として利用する場合は、過剰摂取は避けたほうが無難ですが、一時的な利用であればそこまで刺激の心配はいらないようです

酒粕しょうが粒

食べる生薬?!棗(なつめ)は冷え・だるい女子の味方っぽい^^;

おばあちゃんの知恵袋や薬膳関係の本を見ていると高確率で遭遇する棗(ナツメ)。
体に良いのかどうなのか…。

棗(なつめ)とは

ナツメはアジアが原産とされる、クロウメモドキ科に分類される樹木になる果実です。中国では紀元前8000年頃の遺跡にもナツメの栽培の跡と見られるものが報告されており、かなり古い時代から利用・栽培が行われていたと考えられています。古くは食料・栄養源として重宝されていたとされていますが、中国には「一日食三棗、終生不顕老(なつめを1日に3つ食べると老いない)」という言葉もあるそうですから、食料が手に入りやすくなった時代でも健康に良い食べ物として位置づけられ続けてきたのでしょう。

日本にも7世紀後半〜8世紀後半の和歌集『万葉集』に登場していることから、奈良時代までには中国から伝来していたとする説が有力です。平安自時代の薬学書である『本草和名』にはナツメの生薬名である“大棗”の記述があることから薬用としても認知されていたようです。現在では実を採って食べることはなくとも、庭木としてナツメを植えているご家庭もあるのだそう。地域によっては街路樹として植えられているところもあるそうです。

ちなみに近年ビューティーフードとして注目されているデーツはナツメヤシとも言いますが、こちらはヤシ科と全くの別種で原産地も北アフリカか西南アジアとされています。デーツがやや縦長形状で砂糖代わりにも使われるほどねっとりと甘いのに対し、ナツメは丸みが強く味は少し酸味のあるサッパリ系です。

【生薬:大棗(たいそう)について】

ナツメの成熟した果実を乾燥させたものを漢方では“大棗と呼び、生薬として利用しています。異なる成分の薬理作用の衝突を和らげる働きがあると考えられており、また甘味があることから苦味の強い漢方薬を飲みやすくするなどの用途でも利用されています。漢方薬を調剤する際の調整役の一つとして風邪薬でお馴染みの「葛根湯(カッコントウ)」や、心身の興奮状態緩和に利用される甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)など、多くの漢方薬に配合されている存在です。

またナツメ自体も滋養強壮・補血・鎮静・鎮痛・利尿などの働きがあるとされており、神経過敏症や腹痛、筋肉の緊張や強張りによる痛みの緩和などにも利用されています。むくみや便秘・下痢などのお腹の不調にも役立つとされています。また補血(血液を補う)働きがあるとされていることに加え、性質が体を温める「温性」に分類されているため体を温め筋肉や神経の緊張を緩和させる・女性の生理痛や更年期などの症状緩和などにも利用されているようです。

中国では古くから桃・李・杏・棗・栗を“五果”と呼び、五臓を養う働きのある重要な果樹として大切にしてきたそうです。中国最古の薬物書『神農本草経』にも大棗は収録されており、副作用の心配がなく食べ続けると健康長寿をサポートする食品である上品に分類されているそう。現在でも中国・台湾・韓国そして日本の薬膳料理にも欠かせない存在でもありますね。サムゲタンなどにも入っています。

 

棗の栄養と期待できる効果

私達が食べる機会の多いナツメも乾燥されたドライフルーツとして販売されているものが多いですから、まさに食べる生薬と言える存在ですね。漢方の生薬として様々な効果があるとされていますが、ナツメは栄養価的に見てもそれを裏付けるような栄養成分が含まれています。

めぐりの十一源

サマーセイボリーはスパイス・ハーブティー両方で活躍

スーパーの見切り品ワゴンに大量に入っていた謎のハーブ「savory」。見た目がパセリっぽかったので使えるかなと興味本位で買ってみたものの、硬くて口の中でカサカサする食感にちょっと悲しくなったことがあります笑

香りはサッパリとしたtheハーブという感じで、肉を焼くときとかカレーとかに入れたら良さそうな気がしたんですが、使い方がわからず調べた所…血行促進で冷え性改善に良いらしいという文字が!! 買ったのが見切り品だったからか乾燥だからか仕上げには使えませんが、スープ系や水分の多いものを焼く時になかなか重宝しています。

 

サマーセイボリーとは

セイボリーというのはシソ科キダチハッカ属(木立薄荷)の総称で、種類としては約30ほどあると言われています。ハーブやスパイスとして利用されるのはその中でもサマーセイボリー”と“ウィンターセイボリー”の2つが主かと思いますが、一般的にサマーセイボリーのほうが香味が良いとして評価されています。ただしサマーセイボリーが一年草なのに対し、ウィンターセイボリーは多年草で通年収穫出来ますし、香りがよりシャープな傾向にあるので好みによるところも大きいのではないかと思います。

ところでサマーセイボリーはドイツで「豆のハーブ」とも呼ばれているように、豆料理によく利用される存在です。これは豆の煮込み料理と相性が良いだけではなく、豆料理に使うと腸内ガス発生を抑制する(お腹の張りを抑える)働きがあるとされていたという説もあります。
日本でセイボリーはさほと馴染みのないハーブですが、地中海原産で五代ギリシア・ローマから利用されていたと言われていますから、ヨーロッパの方々にとっては身近な存在なのかもしれません。

黄金と同じ価値を持つと言われたほど胡椒が高価だった中世頃には、胡椒の代用品としても利用されていたためサマーセイボリーを「ペッパー・ハーブ」と呼ぶ国もあるのだとか。そのため豆以外にも肉・魚料理やスープ、酢や油に風味を付けたりドレッシング作りなどに幅広く利用されています。フランスの有名なブレンドハーブ“エルブ・ド・プロヴァンス”にも欠かせない存在のようです。

ちなみに錬金術や黒魔術などが盛んだった中世頃には「媚薬」としての効果もあると考えられ、その方面でも需要がったようです。16世紀にイギリスで記された『バンクスの本草書』にもサマーセイボリーの効能として胃腸トラブルに良いことの他に催淫作用があるとも書かれているそう。17世紀を代表するハーバリストのニコラス・カルペパーは目のかすみや耳鳴りにも良いとしているそう。

 

期待される効果と冷えの改善について

「豆のハーブ」とも言われるように、胃腸機能サポートや腹部膨満感(腸内ガス)改善というのがサマーセイボリーが古くから利用されていた用途だと考えられます。肉・魚料理に利用されるのも香り付け・臭み消しだけではなく消化を助けるという意味合いもあったのかもしれません。

ハーブティーとして利用する場合も胃腸の調子が悪いとき(消化不良・胃もたれ・食欲不振など)に利用されることが多いようです。しかしその他にもサマーセイボリーは風邪予防・冷え性・リフレッシュ用などにも役立つのではないかと考えられています。

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薬効食材とも言われるゴマは冷え性に良い?

ごま塩や胡麻和えなど、自己主張は少ないものの和食でも何かと使う機会の多いゴマ。身近な食材であるとともに、薬膳料理などにも欠かせない食材の一つで健康に良い食材としても古くから親しまれてきました。

近年は若々しさ・健康のサポートとしてゴマから抽出された「セサミン」や「ゴマリグナン」などがサプリメントとしても多く流通していますし、シード系の食材ブームや健康油ブームなどから胡麻の栄養も見直されているようです。そんなゴマですが冷え性に対してどうかって話はあまり聞かないので、役立つかどうかを考えてみました。
 

胡麻について

ゴマはおそらくアフリカのサバンナ地帯辺りが原産ではないかと考えられており、紀元前4000年頃とされるピラミッドからもゴマが発掘されています。紀元前3000年以前には栽培も行われていたと考えられてますし、古代エジプト文明においては薬効ある食材として重宝されていたこと、油が使われていたことも分かっています

紀元前3000年前後にはインドや中国にもゴマが伝播していたことが分かっています。インド伝統医学アーユルヴェーダでもゴマの薬効が認められているようですし、中国最古の薬学書と言われる『神農本草経』にも長く服用することで老化を防ぐ・五臓器の機能を補う記されています。後に中国ではゴマとハチミツを練った団子状のものを「静神丸」と呼び、不老長寿の秘薬と考えられていたそう。

日本でも縄文時代の遺跡からゴマが出土しており、かなり古いうちに中国・朝鮮半島を経由してゴマがもたされていたと考えられています。中国との行き来で様々な薬草・医学知識を得ていた関係もあり、日本でもゴマは薬用食材として重宝されていきます。仏教が栄えると肉食を控えた分の栄養価をゴマで補っていたようです。


 

胡麻の栄養成分と期待できるメリット

ゴマはタンパク質・脂質を多く含み、ビタミン・ミネラルも幅広く含有しています。古くから不老長寿や若返りの効果があると考えられていた食材ですが、近代の科学的な分析でもポリフェノールの一種「リグナン」を豊富に含み老化予防に役立つことが認められています。
 

【アンチエイジング(抗酸化)】

高い抗酸化作用を持つとして注目されている“ゴマリグナン”はセサミン、セサモール、セサモリン、セサモリノール、セサミノール、ピノレジノールなどごまに含まれている様々なリグナン類の総称です。これらのリグナンの中でも特に高い抗酸化作用を持つとされているのがセサミンです。

セサミンを筆頭としたゴマリグナンの抗酸化作用は活性酸素による細胞の酸化(老化)を防ぐ働きが期待されていますし、悪玉コレステロール増加や過酸化脂質の生成抑制にも役立つと考えられています。またゴマは油分(脂質)が含有率が高いもののオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が多いので、ゴマリグナンと相乗してコレステロールを低下させて血液をサラサラに保ち、血栓や動脈硬化の予防に役立つと考えられています。
 

【精神安定・ストレス対策】

ゴマはミネラルが豊富で、中でもカルシウムは100gあたり1200mgと非常に多く含まれています。勿論ゴマを100g食べるというのは現実的ではありませんが、大さじ一杯(10g)だけでも牛乳やヨーグルト100g分以上のカルシウムを補給することが出来る計算になります。カルシウムには神経の興奮を鎮静させ、気持ちを落ち着ける働きがあるとされています。そのカルシウムを細胞に取り込むのに必要なマグネシウムゴマには含まれています。

またマグネシウムはハッピーホルモンとも呼ばれる「セトロニン」の合成に必要な成分でもあります。マグネシウム同様に合成時に補酵素として働くビタミンB6と亜鉛セトロニンの原料となるアミノ酸「トリプトファン」もゴマには含まれています。これらの成分を含むため、ゴマは精神安定やストレス対策などにも役立つ食材と考えられるでしょう。セトロニンは睡眠を司るホルモン(メラトニン)の生成・分泌にも関係していますから、不眠の緩和にも効果が期待できますね。
 

【貧血・女性特有の不調に】

「貧血にはゴマ」なんて言葉もあるほど、ゴマは貧血の改善に取り入れられている食材でもあります。貧血改善にゴマが良いとされているのは何と言っても鉄分の多さ。100gあたりの鉄分含有量は9.6mgで、大さじ一杯(10g)の摂取でもニラやアボカド100g分以上の鉄分を補給することが出来ます。

加えて赤血球の合成に関わる亜鉛・銅・葉酸などの成分も含んでいますので、総合的な貧血改善効果が期待されています。葉酸と共に造血をサポートするビタミンB12は含まれていませんので、肉や魚など動物性食品と組み合わせるとより効果的かもしれません。

美めぐり習慣

美肌に嬉しい重曹風呂、冷え性の方は使い方に要注意

人にも環境にもやさしいエコ洗剤としてメジャーな重曹。100円ショップのお掃除グッズコーナーでもクエン酸と並ぶ定番商品として置かれていますし、重曹を配合したお掃除用品・消臭剤などの商品もよく見かけます。

手軽に使える入浴剤としても塩と並んで根強い人気がありますが、美肌の湯として知られる一方、血行促進や冷え性改善にどうなのかはあまり触れられることがないのでザックリまとめてみます。

重曹風呂とは

重曹風呂はその名の通り重曹を溶いたお湯に入浴します。

重曹は正式には炭酸水素ナトリウム、重炭酸ナトリウムや重炭酸ソーダとも呼ばれているナトリウムの炭酸水素塩で、アルカリ性を持つことと・加熱によって二酸化炭素を発生することが大きな特徴です。お菓子作りなどでよく使うベーキングパウターも重曹(炭酸水素ナトリウム)で、二酸化炭素を発生する性質から空気穴を作ることで生地を膨張させ、フワフワ・さくさくとした食感を作り出してくれるのだそう。

お風呂という点では天然温泉にも「炭酸水素塩泉(重曹泉/ナトリウム炭酸水素塩泉)」という重曹を含む泉質が全国に存在しています。一般的によく使われる呼び名は美肌の湯・清涼の湯で、皮膚をツルツルにする働きや湯上がりに熱感が後を引かない爽快感が特徴とされています。

重曹を入浴剤として利用した際に期待される効果は後ほど紹介しますが、目に見えるメリットとして価格が安く家計に負担がかからないこととが挙げられます。価格面で言うと重曹は安いものであれば1kg400円前後で販売されています。一回分量を30〜40gとして計算すると、一回の入浴にかかるコストは12〜16円になりますので市販の入浴剤よりもかなりお安いですね♪

 

【重曹風呂の方法と注意点】

一般的な浴槽(200リットル前後)のお湯に重曹を大さじ2〜3倍程度入れ、よくかき混ぜれば重曹風呂は出来上がりです。お好みによって塩やエッセンシャルオイルなどを入れても良いでしょう。

重曹風呂の注意点としては、肌に刺激があり敏感肌やアトピー肌の方は炎症を起こしてしまう危険性があります。アトピーや皮膚炎性のある方は使用を避け、肌が弱い方は大さじ1以下の量から開始するようにしましょう。また肌にさほど心配がない方の場合でも濃度が濃くなるとお湯がアルカリ性に傾きすぎるなどの関係で肌荒れ・皮膚炎証を引き起こす可能性があります。多く入れればそれだけ高い効果が期待できるというわけでもありませんので、お湯に溶かす量には注意するようにしてください。
お風呂を上がるときにはシャワーでしっかりと体を流すようにしましょう。

 

重曹は掃除用・料理用・化粧品用など用途別に分けて販売されていることもありますが、入浴剤に使うのは食用として利用出来るもの、化粧品用として販売されているものが好ましいとされています。小さいお子さんがいる場合などは特に料理に利用できるタイプのものを選ぶようにすると、誤って多少口に含んでしまった場合でも安心です。

旬のかぼちゃ…果肉は勿論、種も冷え性改善に使えたりw

栄養豊富で緑黄色野菜の代表野菜の1つにも数えられるカボチャ。
昔は冬場のビタミン補給源として欠かせない存在だったようです。今でこそハウス栽培者などもあり一年中流通していますがハロウインや冬至かぼちゃでお馴染みなことも合わせて、カボチャは“秋〜冬”の食材というイメージを持っている方も多いのでは無いでしょうか。

カボチャはβカロテンを筆頭としたビタミン類をはじめ食物繊維やカリウム・鉄分など女性に嬉しい栄養成分を豊富に含む、健康維持・美容に嬉しい野菜の一つとして現代でも多くの方に支持されている存在です。冷え性の改善という点から見るとビタミンE含有量が非常に高いため毛細血管拡張作用で末端冷え性の改善、βカロテンと相乗しての抗酸化作用で血流をスムーズにしてくれる働きがあることなどがメリットと言えます。

⇒カボチャについてはこちら

 

カボチャの種の使い方について

カボチャ(果肉)は栄養豊富で冷え性改善にも効果が期待できる食材ですが、実はカボチャを下ごしらえする際に生ゴミ行きになっていたりする「カボチャの種」も非常に栄養価の高い食材として注目されています。おつまみコーナーで売られていたり、グラノーラなどに入っていたりするので“カボチャの種(パンプキンシード)”を見たことがある・食べたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

でも食品として利用されているカボチャの種は緑がかった色で、かぼちゃを切った時に出てくる白っぽい種とは別物の様に見えますよね。実はカボチャの種(白い部分)の内側に食べられる部分があるので、ちょっと一手間かけることで捨てちゃうカボチャの種を再利用することが出来ます。今まで勿体無いことしてた…かも…!

カボチャの種の作り方・食べ方としては、

  1. カボチャのワタの中から種を取り出し、水で綺麗に洗う
  2. 水気をとって表面がパリパリになるまで乾燥させる
    (天日干しであれば数日・面倒なら電子レンジなどで)

基本的にはこの2工程で、後はハサミなどを使って表面の皮をむけば食べることが出来ます。

剥いた後に軽く塩を振ってフライパンなどで炒めると香ばしさがアップしてより美味しくなります。売られているのは大体この状態になっていますね(※市販品の多くはペポカボチャという外側の殻のない品種のものを使っているそうです)。

 

カボチャの種は貧血・冷え・むくみに

このカボチャの種ですが漢方では「南瓜仁」もしくは「南瓜子」と呼ばれ、消化機能改善・水分代謝正常化(むくみなど)や低血圧などに生薬として利用されているそう。ちなみに性質は温性寄りの平性とされています。漢方の考え方だけではなく、栄養価的に見ても冷え・むくみなど女性が抱えがちな不調緩和に役立つ栄養素を含んでいます。

レモンバームは季節の変わり目、自律神経の乱れにも良さそう

ハーブティーにハマっていろいろ目移りしている中、これだけは外せないという私が大好きなハーブ「レモンバーム」。個人的な好みがかなり入っているのでアレですが、風味で言うとカモミールよりもクセがなく親しみやすいと思います。

メジャーなものなので比較的安価でどこでも変えるのもおすすめポイント。緑茶とか麦茶とか普段飲んでるお茶に加えても美味しいですし、適当にブレンドしても失敗したことがない便利なハーブでもあります。

レモンバームって、どれ?

結構ハーブとかアロマについて調べているんですが、レモン何とかって名前のものは一瞬混合します。きっと私だけでははいハズ…!! レモンバームはシソ科の植物で、個人的には別名の“メリッサ”の方がわかりやすいと思うんですが、メリッサは属名で広義だと他の植物も含んじゃうからレモンバームと表記されることが多いのではないかと思います(笑)

以前紹介したレモングラスイネ科っぽい細長い形状であるのに対して、レモンバームは外見は同じくシソ科植物のミントに似ています。和名もコウスイハッカ(香水薄荷)やセイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷)など薄荷=ミントの仲間を意識した命名がなされています。

レモンバームの原産地は南ヨーロッパで、古代ギリシアやローマ時代には栽培が行われていたとされる歴史の古いハーブの一つです。薬草としてのほか蜜源植物としても欠かせない存在であったようですし、古代ギリシアの医者・薬理学者のディオスコリデスが噛傷の治療に利用したと伝えられていることから、紀元前には既に知られた存在であったと考えられます。

8世紀頃からはレモンバームは若返り効果がある薬草という考え方も登場し、若返りや長寿を願う方からの需要も高くなっていきます。錬金術師として有名なパラケルスス(16世紀)はレモンバームを「生命のエリキシル =不老不死の霊薬」と呼び、“プリムム・エンス・メリッサエ”という薬を調合した話もよく知られています。このあたりの話は民間信仰や錬金術などの眉唾ものと思われていましたが、近年レモンバームはポリフェノールが豊富なことが認められ再びアンチエイジングハーブとして注目されているそうです。

 

ストレス・自律神経の乱れ緩和に

レモンバームは8世紀前後に活躍したフランク王国のカール大帝はレモンバームに不眠・頭痛などのを改善する作用があるとして、すべての寺院で栽培を行うように推奨したそうです。11世紀にはペルシアの医学者イブン・スィーナーがうつ症状の改善への有効性を認めたとも言われていますから、今から1000年位前には広い範囲で精神面への作用があるハーブと認められていたようです。

酒粕しょうが粒
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| 2016年10月02日 | ホットドリンク | trackbacks(0) |
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