実は一つのスパイス! オールスパイスは冷え対策にも役立ってくれる?

ミックススパイスの名前だと思っている方もいらっしゃるオールスパイス。オールスパイスという紛らわしい名前なのに単体スパイスだということは知っていましたが、何に使うか・どんな効果が期待できるかはサッパリだったり。最近市販のルーカレーが酷く胃もたれするので、カレー粉+αな感じの手作りカレーを作っている関係で初めて利用してみました。そこで気になるのが、スパイスだから(?)冷え性軽減にも良いのか・カレー以外に何に使えるのかなど諸々。

 

オールスパイスとは

オールスパイスはホールスパイスとして入手した場合、胡椒よりはちょっと大きい1cmあるかないかの暗褐色をした球体。植物としてはフトモモ科に分類されており、私達が使っているのは果実部分。そのほか葉も香辛料として使われることがあるそうです。原産地は西インド諸島で、中南米に暮らすマヤ系先住民族の人々は2世紀頃からオールスパイスを香辛料や防腐剤として利用していたとも伝えられています。ちなみに現在でも中南米・カリブ地方が主産地で、産地の名前と胡椒に似た外見から“ジャマイカンペッパー”とも呼ばれているそう。

 

オールスパイスが世界的に知られるようになったのは、1570年代にスペインの探検家が発見したことがきっかけとされています。16世紀後半から17世紀初めにヨーロッパへと持ち込まれ、ナツメグ・シナモン・クローブの3つを混ぜ合わせたような香りがすることから“オールスパイス”と呼ばれるようになったそう。

 

当時ヨーロッパではブラックペッパーナツメグシナモンクローブが4大スパイスとしてもてはやされており、これらの香辛料産地を確保するためにスペイン・ポルトガル・イギリス・オランダ・フランスが「スパイス戦争」と呼ばれる熾烈な争いを繰り広げたことが知られています。歴史で出てくる“東インド会社”の設立もこの争いを有利に進めるためだったそうですよ。

 

スパイスの普及の裏にはヨーロッパ各国の争いや植民地化などブラックなものが沢山ありますが、それはつまりスパイスが当時非常に高価だったということ。そんな中で3種の(当時の)高級スパイスを合わせたような香りを持つオールスパイスは歓迎されたのではないでしょうか。邪道だという頑固者も居たような予感はしますが…^^;

日本や中国でもかつては3つのスパイスの香りを持つことから“三香子”と呼ばれていたそうです。そのほか“百味胡椒”とも呼ばれていますが、3からかなり増えてますよね(笑)ただし実際に香りを嗅ぐと百と言いたいくらいの色々なスパイスを組み合わせたような印象があります。そこまで詳しくもないのでミックススパイスだよって出されても疑わないと謎の自信を持って言えるw

 

オールスパイスの香りに期待される効果

とっても複雑な香りを持つオールスパイス。食品成分表などでは100gあたりのビタミン・ミネラル量なども公開されていますが、スパイスとして使われる存在のため実際の摂取量は極微量。そのためオールスパイスに期待される効果としては栄養素というよりも“香り”の成分によるものが大半となっています。香りが良いということもあり、ポプリ作りに使われたり、精油も作られており香水などにも使われているそうですよ。

貧血予防にアサリ! …でも体を冷やすなら冷え性はNG?

結構前にシジミって肝臓だけじゃなく冷え性にも良いらしいぞという記事を書きましたが…似たような似てないようなアサリはどうなのだろうかと。貧血には良いと良く耳にするけれど、冷え性の人は食べ過ぎ厳禁とも言われる微妙なポジションだったり…。シジミのようにオルニチンが豊富なわけでもないし、、、どうなのよってことを考えるついでに色々。

 

あさりの紹介・豆知識

お味噌汁の具材としてもポピュラーなアサリ。食生活が変化している現代ではちょっと微妙な気もしますが、昭和くらいまでは国民食と言っても良いくらい酒蒸し・酢の物・炊き込みご飯など様々な料理に使われていた身近な食材だったのではないでしょうか。今でも家庭の食卓に高頻度で登場するかは差異がありますが、トマト煮やクラムチャウダーなど洋食系のメニューでも活用されていますから口にする機会は少なくないと思います。アサリのボンゴレビアンコも美味しいですよね。

 

シジミと同じくアサリも、広義ではマルスダレガイ科アサリ属に分類される二枚貝の総称とされています。が日本で一般的にアサリと呼ばれているものは学名Ruditapes philippinarumとされている種類で、英語ではJapanese littleneck clamもしくはJapanese shortneck clamと呼ばれているそう。直訳すると日本の首が短い(小さい)二枚貝…neckは水管のことなのか、欧米のはもっと長いのか色々疑問が湧くネーミングな気がしますw

 

ジャパニーズと付きますが、アサリの分布域は北海道から九州にかけてのほか、朝鮮半島周辺やインドネシア周辺などにもあるそう。また人の手によって地中海やハワイ諸島近郊・北アメリカの太平洋沿岸などにも移入されていますから、広い範囲に分布している貝とも言えるかもしれません。ただし日本ではハマグリほど極端な減少は無いと言われていますが、漁獲量は減少傾向にあり輸入品に頼っているという面もあるそう。ホンビノスガイやスダレガイ類などの貝もアサリの代用品として使われています。

 

ちなみにアサリの旬は春と秋の2回。これは春は19℃から24℃・秋は23℃から15℃程度になると産卵するために身が肥えてくるためで、東北から北海道にかけての水が冷たい地域のアサリは夏に1回だけということもあるそう。逆に海水温が暖かい地域では冬以外は美味しく食べられるという説もあります。

 

余談ですがwikipediaによる北海道のアサリは大型で、貝殻には模様がないのだそう。確かに子どもの頃にお味噌汁に入っていたアサリは微妙に細かいストライプっぽさこそあったものの、柄と言えるようなものは無かった気がします。サイズは舌の写真素材のアサリの味噌汁と同じ位だった気がするのですが…値段の問題かも…。

 

アサリという呼び名の語源は「あさる(漁る)」ではないかとも言われています。その呼び名の通り干潟で比較的簡単に獲ることが出来ることから、先史時代には安定して取ることの出来る食材として人々に親しまれていたと考えられます。貝塚からの出土も多いそうですし、集落の規模を比較すると量が多すぎることから内陸の人々への貿易品になっていたのではないかという説もあるのだとか。

 

それよりもずっと後の江戸時代。深川(隅田川の河口)でアサリがたくさん獲れたことから、江戸でも大衆的な食材として親しまれていたことが分かっています。深川飯もアサリを使ったご飯物ですね。江戸の街には蜆売りだけではなく浅蜊売りもを行き来していました。浅蜊売りには殻付きのアサリを売る人と剥き身のアサリを売る人がいて、殻付は「からあさりあさり」・剥き身は「あさりむきん」など売り声を変えて区別していたそうですよ。

 

あさりは貧血・冷え性に良いのか

かつて何かのTV番組(健康番組系)で貧血予防にアサリ、みたいな紹介もあったような気がします。貧血改善に良い食材はその時点で冷え改善に繋がる可能性も高いし、それ以外にも冷え改善に嬉しい栄養素を含んでいるものが多いので、アサリ貧血改善説についてと冷え性にも良いかどうかを調べてみました。

 

生姜製品専門店!金時生姜(サプリ)-サンワ食研株式会社

七草粥でもハーブティーでも、ナズナは冷え・むくみケアに良い?

お正月セットの隅にひっそりと置かれている七草粥シリーズ。お正月のご馳走は実のところあまり興味がない(高いし、胃にもたれるし…)な自分にとっては、こちらのほうが狙いの商品だったりします。フリーズドライタイプやフリカケタイプなども多いので、年末〜今頃まで買い集めて1月7日以外にも“お茶漬けのもと”的な感覚で普通に食べてたりします^^;

 

そんな七草粥の“七草(春の七草)”を諳んじれる方、多くないのではないでしょうか。私は言えないので調べたところ「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」だそうです。今回はその中のナズナなる葉について掘り下げてみます。

 

ナズナとは

植物に詳しい方はさておき、多分あまり聞き覚えのない方も多いであろうナズナ。生野菜(?)がセットになっている七草セットでもどれがどれ?という感じなのは私だけではないはず。漢字では「薺」と書くそう。覚えられる気も、正しく書ける気もしない…。

 

ナズナと言うとアレですが、もっと身近な呼び名はペンペン草もしくは三味線草。野菜というより野草ですね。花の下についている果実(小さい葉のように見える部分)が三味線のバチに似ていることが特徴的です。ちなみに小説やドラマなどで「ペンペン草も生えないぜ」というセリフがあったりしますが、これはナズナが荒廃した場所でもどこでも至る所に生える植物のためだとか。

 

植物分類ではアブラナ科ナズナ属に分類され、原産はヨーロッパから西アジアにかけてのエリではないかと言われています。トルコにある新石器時代から金石併用時代の遺跡チャタル・ヒュユク遺跡などからも発見されており、紀元前のうちには中央〜西ユーラシアエリアで食用とされていたと考えられます。日本にもムギ栽培と共に伝わったと考えられ、現在ある帰化植物の中でも古い時代に自生するようになった史前帰化植物に数えられています。

 

現在でこそ七草粥の具、人によっては天ぷらやお浸し・和物に使うかなぁという程度ですが、古くは冬〜春にかけての貴重な食料であり栄養源であったと言われています。また民間薬としても使われてきた存在で止血・緩下・利尿作用など様々な薬効があると考えられていました。特に止血用として用いられることが多く、薬の入手がしにくかった第一次世界大戦中に薬代わりに使われていたとも言われています。

 

デトックスサポートが期待?

ナズナ、ハーブとしてはシェーパーズパースと呼ばれる植物は、便秘やむくみなど溜め込み体質の方のサポートに適した食材であると考えられています。デトックスハーブに数えられることもある存在なので、冷え性軽減はとりあえず置いておいて、そのあたりを先にご紹介します。

 

むくみ予防・改善に

ナズナは栄養価としてはカリウムが比較的多く、そのほかに血液サラサラ効果が期待されるサポニン抗酸化作用を持つフラボノイド系ポリフェノールの“ジオスミン”なども含んでいます。ジオスミンは抗酸化作用だけではなく血管の弾性保持や回復を助ける働きが期待されており、毛細血管の透過性を適切に維持することで足のむくみ・下肢静脈瘤などの軽減効果が期待されている物質でもあります。

 

こうした成分が複合して働くことで、ナズナは利尿作用やむくみ改善効果を持つと考えられています。ヨーロッパの民間医療ではナズナを煮出したお茶“シェパーズパースティー”は、殺菌作用を持つ利尿剤としても用いられているそうです。

 

 非ポイント限定【江崎グリコ株式会社】αGヘスペリジンプロモーション

男性の味方と思われがちな牡蠣、実は冷えや女性サポートにも

貝の中でも一二を争うくらい好きですが、栄養や効果としては個人的に精力増強!亜鉛!タウリン!ってイメージが強かったりする牡蠣。男性の性機能トラブルや薄毛対策なんかに良いと紹介されることも結構多い食材ではありますが、実は女性に多い不調軽減にも役立ちそうな栄養が沢山含まれています。貝の中でも濃厚で好き嫌いは分かれますが、美味しく栄養補給とプチ不調軽減が出来たら嬉しいなーと。。

 

牡蠣について少々紹介

牡蠣は生のままはもちろんですが、カキフライや牡蠣ご飯など様々な料理にも使えて、牡蠣醤油やオイスターソスにもなる万能食材。カキという呼び名が“賀喜”もしくは“嘉喜”や、福をかき込むのカキに通じるとして縁起物としても使われる食材です。味・栄養価ともに高く評価され、アボカドが森のバター・大豆が畑の肉と呼ばれるような感じで、牡蠣は“海のミルク”とも例えられています。余談ですが“畑のミルク”はブドウのことを指すのだとか。

 

牡蠣はウグイスガイ目イタボガキ科に属するニ枚貝の総称で、日本沿岸では約20種類、世界規模で見ると100種類くらいの牡蠣が存在しているそう。このうち私達が主に食用としているのはマガキ属に属するもので、特に冬が旬とされるマガキ(真牡蠣)、逆夏が旬になるイワガキ(岩牡蠣)は全国的に食用とされています。牡蠣は海のミルクと称されていますが、風味の違いから同じ乳でもマガキを海のミルク、イワガキを森のチーズと呼び分ける方もいらっしゃるそう。

 

フランス料理などでも牡蠣はよく食べられていますが、元々フランス人はイタボガキ属に分類されるヨーロッパヒラガキ(フランス牡蠣)を食べていたのだそう。ただし寄生虫などにより数が激減し、現在では日本と同じマガキが主に食べられているのだとか。フレンチというとしっかり加熱してソースをかけて…という印象がありますが、世界一とも言われるほどフランス人は牡蠣の生食にこだわりが強いそうです。フランスで牡蠣は生・殻付きで供されるのがポピュラーであると言われています。

 

歴史的に見ても牡蠣は広範囲で古くから食用とされてきた貝の一つ。海沿い地域で見られる貝塚からは大抵牡蠣の殻が出土しているとも言われています。美食を愛した古代ローマでも牡蠣は好まれていたそうですし、ユリウス・カエサルによるイギリス遠征は美味しい牡蠣を求めてのことでは…なんて説もあるそう。

牡蠣の養殖が始まったのは4世紀頃とされていますが、これもローマ軍が進軍時の食料確保も兼ねて行ったのがきっかけだったとも考えられています。海から採った牡蠣を手っ取り早く生のまま食したことから、生食が定着していったとも言われています。

 

フランスは牡蠣を生で食べると紹介しましたが、実は他ヨーロッパ諸国やアメリカ・オーストラリアでも牡蠣は生のまま食べることが多いそうです。逆に寿司・刺し身など生食文化が盛んな日本では古い時代に牡蠣を生食することはなく、明治に様々な洋食が伝わってから少しずつ生のまま食べるようになったと言われています。ナマモノ大好き国家と思われている日本なのに…ちょっと意外ですよね。

 

女性に嬉しい、牡蠣の働き5選

牡蠣が“海のミルク”と呼ばれているのは身が乳白色をしているというビジュアル的な点だけではなく、牛乳と同じくらい様々な栄養を含んでいることも関係していると言われています。〇〇ポリフェノールのような固有成分は(おそらく)ありませんが、栄養豊富なことから女性に嬉しい様々な働きも期待されています。

 

1.貧血予防に役立つ

牡蠣に含まれている栄養で女性に嬉しいものとして、個人的には鉄分亜鉛が大きいかなと思います。亜鉛には様々な働きが期待されていますが、実は赤血球膜の生成に必要とされる物質であり貧血予防や改善にも重要なミネラル。亜鉛が不足すると赤血球が脆く壊れやすくなることから、活動できる赤血球数が減少して貧血状態を引き起こす可能性があります。この状態を亜鉛欠乏性貧血と言い、自覚していない人も含めると一定以上の割合を占めているのではないかと言われています。

 

牡蠣は亜鉛が代表成分とも言われるように、100gあたり13.2mgと亜鉛が非常に豊富鉄分含有量は1.9mgと特別多くはありませんが、不足分のフォローとしては役立ってくれるでしょう。また葉酸と共に赤血球の形成に関与するものの、植物性食品にはほとんど含まれていないビタミンB12も豊富に含まれています。葉酸と鉄分がやや少ないですが、牡蠣は造血に関わる成分を広範囲で摂取できる食材と言えるでしょう。

 

美めぐり習慣

手足は冷たくない、内蔵型冷え性って…?

以前夏の冷え性についてご紹介した際に、ちらりと触れた内臓型冷え性。手足が冷えないでお腹が冷える冷え性?と漠然な紹介になってしまったので、今回はこちらを掘り下げて調べてみたいと思います。

 

内蔵型冷え性とは

内臓型冷え性というのは文字通り体の内側(内蔵)が冷えている状態を指します。冷え性というとイメージすされやすい「手先が冷たい(末端部が冷える)」という症状はほとんど無く、むしろ手足は温かく感じるので冷えているという自覚症状を持つことが少ないとも言われています。自分でわからないまま冷えが悪化してしまうケースも多いことから“隠れ冷え性”とも呼ばれています。

 

【内蔵型冷え性の症状】

  • 平熱が低い(36℃未満)
  • お腹に手を当てると冷たく感じる
  • 太もも・二の腕などが冷たい
  • 手先・足先はわりと温かい
  • 風邪をひきやすい
  • 疲れやすい
  • 顔色が悪い
  • 寝付きが悪い・寝起きが悪い
  • 倦怠感・だるさを感じる
  • 肌荒れしやすい

当てはまるものが多いほど、内臓型冷え性の可能性が高いと言われています。特に上5つに当てはまる方は要注意。

 

【内臓型冷え性の弊害】

内臓型冷え性が“怖い冷え性”と言われるのは、自覚症状がないうちに冷えがどんどん進行してしまうということだけではありません。弊害として末端部ではなく体の中心(内蔵)が冷えることで各臓器の働き・免疫力が低下する、ということが第一に挙げられるでしょう。人の免疫細胞の大半が腸に存在していおり、体が内側から冷えると腸の免疫細胞の働きが低下することが報告されています。

 

体温が1℃下がると免疫力が30%低下する」とも言われるほど、深部体温と免疫力は関わりが深いと考えられています。このため内臓型冷え性のチェック項目にも用いられているように、免疫力が低下して風邪をひきやすくなる可能性が高いと言われています。また風邪だけではなくインフルエンザほか様々な病気に対する抵抗力も低下してしまいますから、健康を維持が困難になる危険もあるのだとか。

お腹が冷えることで腹痛・便秘・下痢・お腹のハリなどを感じる方も多いそう。血行不良にも影響してくれることから肩こり・むくみなどの症状にも繋がりますし、内臓機能や血行が低下することで基礎代謝が落ち太りやすい体質になってしまう可能性も高いそう。肌荒れや顔色の悪さなど外見面の問題が起こりやすくなるのも、血流・代謝・免疫力の低下に起因していると考えられます。

 

内蔵には卵巣や子宮なども含まれていますから、生殖器官が冷えることで月経不順や生理痛など女性特有の不調を引き起こす・悪化させる原因にもなります。妊娠にも影響するので、特に妊活中には注意したいですね。また内蔵冷えは脳の冷え(機能低下)に繋がるという説があり、だるさや倦怠感をはじめ情緒不安定になりやすいとも言われています。

まさに冷えは万病の元…って感じ;;

溜め込みタイプの冷え性さんに、スイートフェンネルが良いらしい

市販のカレールーを使うと胃もたれがヤバイので、脂控えめの半手作りカレー(※カレー粉をベースに使って味を調える感じ)にハマっている私です。カレー作りの中で普段使わないスパイスとも遭遇したんですが、その中で甘い系の香りを持つフェンネルの匂いを嗅いで、ぼんやり「冷え性に良さそうな匂い」と思ったりしました。調べると冷えに良いって記述はいくつか発見できたんですが、何が冷えに良いかは書かれていないものが多いので。自分なりに考えてみました。

 

…ちなみに手作りカレーは温まるし胃もたれしないしで最高ですが、ロクに図りもせず目分量で香辛料を突っ込んでるのでどれが効いているのか、ミックスしているから良いのか、いまいち分かりません><

 

スイートフェンネルとは?

フェンネルはセリ科ウイキョウ属の多年草で、甘い香りが特徴的な種子はスパイスとしてもお馴染みの存在。外見は同じくセリ科の種子であるキャラウェイシードやクミンシード・アニスシードなどと非常によく似ていて、結構分かりにくいです^^;

 

ピクルスや焼き菓子などにも用いられますが、特に魚料理と相性が良いことから「魚のハーブ」とも呼ばれています。ヨーロッパで使われているイメージの強いハーブでもありますが、インドではカレー料理・中国のミックススパイス五香粉の原料としてなど、ユーラシア大陸の広範囲で用いられている存在でもあります。

 

原産は地中海沿岸地域と考えられていますが、古代エジプトや古代ローマなどでも栽培されていた事から栽培の歴史の最も古い作物の一つにも数えられています。またカモミールネトルなどと共に「アングロサクソンの9つの神聖なハーブ」とも呼ばれていますし、「フェンネルを見ても摘もうとしない者は悪魔である」という言い伝えがある地域もあるそう。

 

フェンネルは薬草としても各国で古くから利用されており、古代バビロニアでは腫れ物のケアに・古代ギリシアでは利尿剤のような感覚で・古代ローマーではダイエットに用いられていたとも伝えられています。アラビアやインドの伝統医学においても古い自体から健胃・食欲増進や駆風作用のある生薬として取り入れられています。

 

日本ではニッキ(シナモン)などのようなフェンネルを使った代表料理はおそらくありませんが、平安時代までには中国から伝えられていたことが分かっています。長野県や岩手県などで栽培も行われていたそうですし、琉球王国(沖縄県)では胃腸に良い島野菜の一つとして取り入れていたそう。本土でも魚料理などに使ってみればよかったのにね〜と個人的には思いますが、生薬「茴香」としての用途のほうが圧倒的に多かったようです。

 

料理などに使うハーブ(スパイス)としては単にフェンネルと呼ばれますが、エッセンシャルオイルの場合はフェンネルスイートもしくはスイートフェンネルと“スイート”が付けられています。これは精油原料として用いられるフェンネルにFoeniculum vulgare var.dulceと、F.vulgare.var.amaraの2種類があるからなのだとか。ちなみに変種であるF.vulgare.var.amaraはビター・フェンネルと呼ばれていますが、毒性が高いとされることからアロマテラピーでは利用されず、精油の一般流通もほとんど行われていません。

 

フェンネルは冷え軽減に役立つ?

フェンネルはマジョラムなどの様に、加温作用=体を温める働きがある精油とは言われていません。

 

が!

循環器系への刺激作用や利尿・発汗効果が期待されていることから、むくみ軽減やデトックスサポートに役立つ、そこから派生してダイエットに良いハーブとする見解があります。この考え方は古くからあったそうで、古代ローマでフェンネルティーを現在で言うところの“痩身茶(ダイエットティー)”として使っていたのとか。

 

このためフェンネルは血行不良やむくみなど循環不良に起因するタイプの冷え性軽減に、間接的に役立つのではないかと考えられています。特にフェンネルオイルを使ったマッサージはデトックスやセルライトケアに取り入れられているそうですし、マッサージするという直接的な働きかけと合わせてより高い効果が期待されています。

 

綺麗にも冷え対策にも役立つ? 楊貴妃が愛したライチについて

世界三大美女の1人、楊貴妃が愛した果物として語り継がれているライチ。楊貴妃の美貌の元というのは後付のような気もしなくもないですが、個人的には独特の匂いと食感が大好きなので「美味しいよね」と妙な共感を持ったりしています。美味しいものの栄養価はそんなに高くないと思うんですが、美白に良いとか、体を温めてくれるとか、女性の美容と健康に良いという説も多買ったりします。

 

ライチについて紹介

茘枝と書いてライチもしくはレイシと呼ばれる、鱗のような果皮を持つ球状の果物。いかつい外見とは裏腹に果皮を剥くと白色・半透明のつるりとした果肉が現れ、なんとも言えない独特さをもつフルーティーな香りが漂います。上品な甘みと酸味・特徴的な芳香から「果物の女王」と称されることもあり、また熱帯・亜熱帯で採れる「五代名果」の一つにも数えられる存在です。熱帯・亜熱帯地方を好む果物ののため、日本では主に台湾からの輸入品が流通しています。しかし最近は沖縄県や九州などの国産品も少しずつ流通するようになっています。

 

原産地は中国南部とされており、中国では2000年以上から栽培も行われていたそう。紀元前に記されたとされる書物にもライチが工程への献上品としてつかわれていたという記述があるそうですし、1〜3世紀頃のものになると中国南部の作物として数々の文書に登場するようになります。希少で美味しい果物とであることはもちろんですが、疲労回復に良い・強壮効果があるなどとも言われていたのだとか。ずっと後のこととなりますが、中国の医学書『本草網目』では喉の渇きを癒す、皮膚や顔色を良くする、精神をリフレッシュする、記憶力を高める、脳を活性化させるなど様々な薬効を持つ食材として記載されているそうです。

 

また唐の時代には「枝からとると1日で色が変わり、2日で香りが変わり、3日で味が変わり、4日目には色も香りも消えてしまう」と評されているものもあるそう。この性質から古い時代は茘枝ではなく“離枝”と書き記されていたとも言われています。現在でもライチの皮は茶褐色という印象がある方も少なくないかと思いますが、採れたてのものは鮮やかな赤色をしています。

同じく唐の時代、ライチに関わる有名な逸話が残されています。それは楊貴妃の大好物であり、彼女を溺愛していた玄宗皇帝が中国南部の産地から長安まで数千里もの距離を8日8晩で運ばせたというお話。この話は非常に有名で、現代の日本でもライチは大抵「楊貴妃が愛したフルーツ」として紹介されていますね。

 

ライチは女性に嬉しい果物?

楊貴妃が単に好きであったのか、美容に良いと思って取り入れていたかは定かではありませんが、現在ライチは「美白・アンチエイジング効果が期待できるフルーツ」としても多くの女性に取り入れられている存在です。

アスタキサンチンだけじゃない?! 鮭(サーモン)は冷え軽減にも…

和食の献立としても、お弁当やおむすびの具としてもお馴染みの鮭。寿司・お刺身から焼き魚や鮭フレークまで日本の食卓でも様々に使われている鮭ですが、ヨーロッパやアメリカ・カナダなど世界中で食べられている魚でもあります。最も好き嫌いが少ない魚の一つと称されることもあるほど。北海道出身の私としては、鍋にも鮭が入っていたり、おやつ代わりに鮭の燻製「トバ」を囓った記憶があったりもします(笑)

 

健康や美容では化粧品でもお馴染みのアスタキサンチンを含むことからアンチエイジング食材として取り上げられたのも記憶に新しいのではないでしょうか。老化対策に鮭食べようと思いつつ、一人暮らしでは3日坊主というか1回坊主になった私でございます。魚にも体を温めるものと冷やすものがあるらしいので、抗酸化作用が期待されている鮭なら良いんじゃないと安直に思った次第w

 

鮭の歴史・種類

日本ではいつから鮭が食べられていたのかハッキリしていませんが、おそらく縄文時代には既に漁獲して食べていたと考えられています。文献での登場も古く、奈良時代に成立した各地の風土記にも記述があるのだとか。平安自体になると朝廷への供物として鮭もしくは鮭を加工したものが届けられていたことが分かっていますし、時代が変わっても性分への献上品として使われていました。産地ではまた別でしょうが、都市部においては高級魚の一つとして垂涎の的だったそうです。

 

ところで日本では元々「鮭」という言葉は“白鮭(シロザケ/学名:Oncorhynchus keta)”を指すものだったと言われています。白鮭は現在でも日本で最も一般的に食べられている種類とされており、脂質が少なめで淡白なことが特徴。英語ではChum salmon(チャムサーモン)と呼ばれていますが、脂がなく美味しくないということで“Dog salmon”と呼ばれることもあるのだとか。

 

現在「鮭」という言葉は広義であればサケ属に属する魚類(サケ類)の総称としても用いられています。サケの仲間としてマスがありますが、この区分が実は非常に曖昧。と言うのも文明開化以前に日本では白鮭以外のサケ類は〇〇マスと呼んでいましたし、イギリスではsalmon=タイセイヨウサケのみを指す言葉だったのだとか。しかし世界の広い範囲を人が移動するようになり新しいサケ(マス)類が発見され、salmonもしくはtroutと命名されたこと、サーモン=サケ/トラウト=マスと和訳されたことで名称がごちゃごちゃになっているのだそうです。

 

一応海に下るもの=サケ類(salmon)一生淡水域で過ごすもの=マス類(trout)と区分されているそうですが、古くから日本で知られていたものはサケ類であっても名前に“マス”がついているものもあります。……で、話を元に戻しますと、白鮭以外に日本で食用とされているサケ類としてはマスノスケ・銀鮭・紅鮭など6種類位あるそう。ちなみにサーモントラウトもしくはトラウトサーモンと呼ばれているものは厳密に言うと“ニジマス”の一種で、troutだけども海水で養殖されるためsalmonも付けちゃった的なネーミングなのだとか。

 

サケと言えば「サーモンピンク」と色の表現にも使われるように魚肉がオレンジがかったピンク色をしているのが特徴ですが、鮭そのものは白身魚に分類されています。身がピンク色をしているのはプランクトンから摂取した“アスタキサンチン”というカロテノイドの一種が含まれているため。このアスタキサンチンはビタミンCの約6000倍とも言われるほど抗酸化作用が高いと考えられており、アスタキサンチンを含む鮭もアンチエイジングや健康維持に役立つ食材として注目されています。

 

サケ類の中では紅鮭が最もアスタキサンチン含有量が高い=抗酸化にも紅鮭が良いのではないかという見解が多いので、下記では紅鮭の記載数値を元にご紹介したいと思います^^

 

鮭に含まれる冷え改善に役立つ成分は?

鮭に含まれているアスタキサンチンはカロテノイドの中でも抗酸化力が高く、活性酸素(一重項酸素)の除去に優れた効果を発揮すると考えられています。また細胞のどこでも働くことが出来る・栄養が届きにくい細部にまで入り込むことができる性質があるとも言われており、オールマイティーな抗酸化物質として期待されている成分でもあります。

 

抗酸化物質の摂取は肌や細胞の酸化防ぎ、活性酸素と血中の脂質が結合してできる過酸化脂質の生成抑制にも繋がります。過酸化脂質は血管に蓄積することで血管を狭める・血管の弾力性を損なわせる原因物質の一つとされており、蓄積されることで動脈硬化や血栓の発症リスクを高めてしまいます。病気と診断されるようになるのは末期ですが、それ以前の段階でも血流が悪くなると考えられますから、抗酸化物質の摂取はスムーズな血液循環の維持に繋がると言えます。

 

ミネラルバスパウダー トライアル(分包セット)
続きを読む >>
| 2017年10月21日 | 体温アップ食材 | trackbacks(0) |
Copyright (C) 温→暖活!! 〜冷え症改善〜. All Rights Reserved.